皆さん、『ダーゼン』って薬を知っていますか??
風邪なんかで医者に行ったときにもらう痰を切る薬で、誰でも一度は飲んだ事のある薬だと思います。僕も私も飲んでます。
今回、このダーゼンが武田製薬から自主回収されることになりました。
理由は、『プラセボとの違いが認められないため』だということです。

ん?と思いました。


ちなみに『プラセボ(プラシーボ)』とは偽薬のことで、新薬などの医薬品に、本当に効果があるのかを実験する際に使うものです。見た目は薬だけど、薬の力は全く無い言わば飴玉みたいなもんです。

薬の効果には

・真の薬の効果
・薬を飲んだという安心感の効果

の2つがあります。大抵の場合、測りたいのは前者の「真の薬の効果」ですから、後者「プラシーボ効果」は排除しなければいけませんよね?

そこで、本物の薬を飲む人と、プラセボ(偽薬)を飲む人(被験者当人には本物の薬だと思わせる) の2実験区を用意し、本当の薬の方が偽薬よりも効けば『その薬には効果がある』ということになり、どちらも同じ位しか効かない場合には『その薬には効果がない』というように実験を組むわけです。

要は、『プラセボ』とは、『思い込み効果』の事です。

わかりやすく言えば、『バファリン』の成分で言うところの、『やさしさ』の部分ですね?


‥‥わかりにくいですね。






で、以下、記事より抜粋

気管支ぜんそくのたんを切る武田薬品工業の消炎剤「ダーゼン」(一般名セラペプターゼ)に効果がないとされた問題で、同社は21日、有効性を検証する再試験の実施は難しいとして販売を打ち切り、自主回収すると発表した。

近く承認の取り消しを求める方針という。

ダーゼンは1968年に承認された医師の処方が必要な飲み薬。同社が慢性気管支炎の患者311人を対象に実施した試験で有効性が認められなかった。

同社によると、ダーゼンは病院2000か所、診療所2万1000か所、調剤薬局4万6800か所に出荷しており、年間売り上げは約67億円(2009年度決算ベース)。


 
‥‥んーと。。。要するに、効きもしないラムネみたいな物質を、薬と称して40年間売りさばいていたわけですね?武田くんっ!

と言うことは、、実に、40年以上に渡って年間46億の利益を(ということは1840億円)武田製薬にもたらし、民間に浸透しまくっていた素晴らしい薬の成分とは、、、




『やさしさ』のみ!



あの『バファリン』でも半分におさえてたのに!




やりまんなぁ。武田はん。


ひとことだけ言わせて。




武田くん やさしさだけで 稼ぎすぎ。