(ある日の散歩道で)
ひろみです。
スマホの写真を整理していたら
お義母さんの写真とビデオが出てきました。
最近では、すっかり小さくなり
痴呆症も進んでしまったお義母さん。
今まであまり触れてこなかった
お義母さんの話を…。
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知らない方もすごく多いと思うのですが
最初にこれを書いておかなければいけません。
香港・マカオでは1971年まで
一夫多妻制が法的に認められていたんです。
今の香港の法律でも
1971年10月7日以前に結婚をしていれば、
たとえ一夫多妻の状態でも
離婚しない限りはその結婚は今も有効です。
1971年...というのは、意外と昔のことではないですよね。
アラフォー、アラフィフの方からしたら![]()
実際、わたしは1970年代生まれですから、
一夫多妻制の夫婦の間に生まれてくる
可能性が十分あったかもしれません。
お義母さんとのことを一度だけ書いていました![]()
忘れもしません。
その日は、突然やってきました。
悩んだ末のだんな言葉だったようです。
「今日、兄と会うよ…。
君も一緒に会いに行ってくれ。」
当時は、主人に弟がいる
ということしか認識していなかったので、
まず、言ってることの意味がわからず
そして、同じ日に
「妹たちとも会うから...」
と言われたのです。
もう、本当によくわかりません。
よくよく聞くと
わたしが香港に来るもう何年も前から、
他の兄弟姉妹たち(腹違い)に会っていなかったし、
特にだんなさんにとっては
他の兄弟姉妹は、
気にかけていなかったので
あえてわたしに話していなかったとか
しかし、親戚の人たちの間では
日本人の嫁(わたし)は興味のネタになったようで
「皆どうしても会いたい」
と言い出したというのです。
だから、会ってほしいってことのよう。
「兄弟や姉妹がいるのは分かった...。
ということは、
お義母さんも他にいるってことだよね?」
と、恐ろしい質問をしました。
「そうなんだ。
他に3人だね。
君にとっては4人。
でも、自分にとっては本当の母はあの人しかいないし...」
信じられませんでした![]()
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あの最強お義母さん以外に
3人もいるとは...
お義父さんが4人の奥さんを娶っていたとは…
3人の奥さんは合法です。
4番目の奥さんは内縁の妻になります。
(4番目の奥様は、合法とはならない時期に一緒になったので)
お義父には9人のこどもがいて、
わたしの旦那さんは上から3番目の息子。
第1婦人 息子・2人
第2婦人 息子・2人 ⇒ わたしが嫁に来たのはここ
第3婦人 娘・3人
第4婦人 息子1人・娘1人
わたしが聞いたときには、
第1夫人はすでに他界されていました。
第2婦人であるお義母さん(わたしがお義母さんという人)と
親戚中で集まる時は、
なにかと力を誇示していました。
この人は、尋常じゃなくクセのある人![]()
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第3婦人は、優しい聡明なキャリアウーマン。
第4婦人はとても優しい家庭の人という感じです。
お義父さん、あの大富豪、
カジノ王の故スタンレー・ホー氏と
同じ数の奥さんと結婚するなんて...
しかも、全員キャラクターが全く違うし...
お義父さんも只者ではありませんでした。笑
結婚前に聞いていたお義母さんのことは
「強烈に個性的、自己主張が強い、自分がルール、
今までの彼女とひとりも上手くいったことがない。」
「息子の俺達でも手に負えない。
人の意見なんて全く聞かないよ。」
そう言ったネガティブなことしか聞きませんでした。
その時、超ポジティブで世間知らずだったわたしは
(若くて苦労や痛みを知らなかった。笑)、
そんなお義母さんを変えることが出来る
とどこかで思っていたんです。
でも、それは間違いでしたね![]()
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彼女の強烈さは、私の思いも考えも
遙かに超えた人でした![]()
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このお義母さんにわたしはさんざん悩まされるのですが、
ありがたいことに
第3、第4のお義母さんには
今も随分とよくしてもらってます![]()
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第2婦人である主人の母との話は、
これから「今なら笑って話せる」的な話で
書いていきたいと思います。
日曜日の朝、
スマホの画像整理で思い出した
お義母とのいろいろなバトル
笑い話![]()
香港での国際結婚の悩み、
離婚原因の上位にあがる姑とのこと
折を見ては、笑い飛ばして書いていきたいと思います。
では…
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