平手side


あの日ー。

僕はまだ大人になりきれてなかったんだ。

初めて人を好きになって、初めて色んな経験をして、初めて…振られた。

6歳年下の僕なんて彼女からしたら遊びだったみたいだ。
彼女には、僕がいて、年上の彼氏もいた。

悲しくて悔しくて僕は泣くことしか出来なかった。

初めて愛した人に、僕自身は愛されてなかったみたいだ。

彼女はあっさり僕を捨てて年上の彼を選んだ。

人を好きなっても、惨めだ。
どうせ、好きなのは僕の一方通行なだけ。

だから、もう誰かを好きになるのはやめた。





























それから2年。




















僕は高校生になった。