
1/10 SkyシアターMBS劇場で 舞台”桜の園”を観劇してきました。
座席はM列センター。 前が通路なので個人的には好きな列です(*^-^*)
ケラさん上演台本・演出のチェーホフシリーズの第4段。
チェーホフの”かもめ”は以前他の演出家のものを見たことがあるのですが、難解だった記憶が(^^;
今回も難解なのかな?と思ったのですが、心理の奥底まではわからない登場人物はいましたが
全体的にはわかりやすかったです(*^-^*)
桜の園といわれる屋敷が抵当に入れられ競売にかけられることになる。 主がパリから戻って来るが現実を受け止められてないのか、競売にかけられる前に売り払って別荘を建てて今の借金を清算すべきだと言われても、主には理解が出来ないみたいで。
お金がなく借金の利子すら払えないのに隣の住民にお金を貸してしまったり。
最後は競売にかけられるが、売り払って別荘を建てて別荘族に貸して?<売って?>収入を得て借金を清算すべきだと何度も提案していた荒川良々さん演じるロパーヒンが桜の園を競り落とす。
一家は桜の園から立ち去るが、老僕のフィールスだけが屋敷に残っていた。 あれ?? 確か病院に行って入院させた?って
言ってたよね。 それって鈴木浩介さん演じるヤーシャの嘘?? 面倒だからほったらかした?? いや~~、ひどい人だって最後思ってしまいました。
いつもながら艶やかで素敵な主を演じる天海祐希さん。とっても素敵でした。桜の園を出て他の国で生活をし、年下の男に貢ぎ、財産を使い果たして返済不可能な額の借金をしてしまった主。御主人と子供を失くして心のどこかが壊れてしまった?
見た目がかっこよくない井上芳雄さん演じるペーチャの姿。登場した時、一瞬誰??って思ったのですが、声を聴いてわかりました。髪の毛むしり取られるし(^^;
それ以上にびっくりだったのがドゥーニャーシャ役の池谷のぶえさん。小間使いなので若い人が演じるだろうと勝手に思っていたので、登場されてからしばらくの間、1人で誰???状態でした。
開演前にパンフは買ったけど中を見る時間がなくて(-_-;) ちゃんと始まる前に配役確認すればよかった(^^;