こんにちは、平野ジュンです!

 

 

さて今回は

テクニカルドラマー・

グルーヴドラマー

についての話をします。

 

グルーヴとは?

 

よく聞く

「グルーヴのあるドラム・演奏」

という言葉があります。

 

 

グルーヴって何?

と思う方や、

 

 

何となく意味はわかるけど

明確に言葉にできないという方が

ほとんどだと思います。

 

 

グルーヴについては

人それぞれ微妙に

解釈が違ったりします、

 

 

いまいち

明確に言葉にして説明できない

というのが実際のところなので

無理もないです。

 

 

それゆえに

安易にグルーヴという言葉を

使わないようにする人や、

 

 

その逆に

何でもかんでもグルーヴという言葉で

表す人がいて

 

 

音楽をやっている人にとっては

意外と厄介なワードだったりします。

 

 

バンドメンバーに

スタジオの練習中に

 

 

「お前、もっとグルーヴ鍛えろよ」

「ドラム単体での

グルーヴもっとしっかり」

 

 

など言われたことはありませんか?

 

 

グルーヴがあるのと、

ないのでは音のまとまりが

全く違います。

 

 

グルーヴがないと

ただただドラムを叩いているだけ

 

 

誰にもドラムを

聴かせようとしていないのです。

 

 

これから先、

「グルーヴがない」

なんて言われたくないですよね。

 

 

そこで今回この記事では、

グルーヴしている

= 聴いている人が心地よく・気持ち良く感じる

という解釈で捉えてください。

 

 

なので同じ演奏を聴いても

一人の人は気持ち良く

感じている場合もありますし、

 

 

また別の人は

特に何も感じなかったり

違和感を感じている場合もあり

 

 

グルーヴしているか

いないかは対象によって

変わってくるのも事実です。

 

 

とりあえずは、

聴いている人を

心地よく・気持ち良くさせることが

できる演奏と思ってください。

 

 

テクニカルドラマーは

グルーヴしてないのか?

グルーヴドラマーは

テクニカルなことができないのか?

 

 

ドラマーを分類する

一つの方法に、

 

 

・テクニカルドラマー

・グルーヴドラマー

 

 

という分け方があります。

 

 

テクニカルドラマーの

テクニカルとは、

 

 

手数・足数が多く細かい

音符や複雑な音符を多用する

ドラマーのことを

指す場合が多いです。

 

 

そして、

グルーヴドラマーとは

 

 

一聴すると

シンプルなビートや

フレーズをメインに、

 

 

アンサンブルの

縁の下の力もち的な役割

強く担ったり、

 

 

聴いている人が

踊り出すような

ドラムを叩く人のことを

指す場合が多いです。

 

 

決してどちらが

優れているということはないですし、

参加しているバンド等によって

 

 

そのバンドの色や

バンドで求められることが違うので、

 

 

そのドラマー本来の

プレイスタイルと違う印象を

リスナーが抱く場合もあります。

 

 

こういった分類をするときに、

テクニカルドラマーに対して

 

 

「あのドラマーは、

全然グルーヴしていない」

 

 

ということを言う人や、

逆にグルーヴドラマーに対して

シンプルなことしかやらないという印象から

 

 

「あのドラマーは上手くない」

 

 

などと知ったような口を叩く人がいます。

 

 

このような発言をする人って結構多いです。

 

 

確かに

その発言が当たっている

場合もありますし、

 

 

上記のような発言の傾向は

確かにあります。

 

 

しかし、

正確な分析能力のない人が

先入観でこのような発言を

している場合がすごく多いで。、

 

 

もし今まで

そのような先入観があった人は

それを捨ててください。

 

 

先程言ったように

グルーヴしているいないというのは、

聴き手によって

感じ方が変わります。

 

 

つまり、

テクニカルドラマーが

複雑な音符を使って

演奏していることに対して、

 

 

それを聴き手が

理解できなければ

違和感を感じるでしょう。

 

 

もっと言うと

その違和感というか

引っかかりをあえて作るために、

 

 

その音符やフレーズを

使っているのかもしれません。

楽曲のちょっとした

スパイスのようなものです。

 

 

グルーヴというものを

大きく捉えるのならば、

それもまたグルーヴです。

 

 

もちろん複雑なものを

叩かせれば上手いけど、

 

 

シンプルなものを叩かせると

イマイチという場合があるので、

それが先入観になっているのでしょう。

 

 

また逆に、

グルーヴドラマーに対して

派手なことや目立つことを

やらないために、

 

 

上手くないという発言を

するのも見当違いです。

 

 

シンプルなビートやフレーズを

心地よく聴かせるということは、

恐ろしく難しいです。

 

 

音数埋めて叩くほうが

楽だったりします。

 

 

それに、実は

複雑なフィルや長編のドラムソロが

叩けるにも関わらず、

あえてやっていない場合も多くあります。

 

 

なので、

あなたも曲を叩くときは

 

 

テクニカルを意識するのか

グルーヴを意識するのか

 

 

しっかりと見極めてください!

 

 

いますぐ携帯のメモに

テクニカルを意識するのか

グルーヴを意識するのか

これをコピーして貼り付けてください!

 

 

音楽の評価というのは

結局は好みでしかない

ということです!

 

 

なんでもそうですが、

その良さを理解するしないも

人それぞれ、

 

 

その良さに気付く気付かないも

人それぞれ、

 

 

気付くタイミングやきっかけも

人それぞれ

ということです。

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

 

 

質問等はコメントにて

お願いします!