確定申告終了!!
といっても、自分の確定申告の事だけどね。
毎年いつも1月末には自分の申告を終わらせる事にしている。
還付申告なので早く出せばその分早く還付税金が入金になるからだ。
まぁ~所得税が戻ってきても、消費税や前年の住民税・事業税を払わな
ければならないので、最終的には自分の手元にお金が残らないのだ。
還付金だけでは払いきれないのが常だけど、
一瞬だけリッチな気持ちになるのだ。
前年対比の売上は横ばいだが、経費を節約したせいで利益は前年よりも
増えている。
しかし現状維持の売上は衰退と同じなので、今年は前年対比8%増を
目指して頑張っていこうと思っている。
そのために今年は前年以上に研修に力を入れ、お客様により良いサー
ビスを提供し昨年以上に喜んでいだだかねば・・・・
お客様が先 利益は後
前回紹介した長野県にある「中央タクシー株式会社」の経営理念である。
ヤマト運輸の経営理念「サービスが先 利益は後」を参考にしたそうである。
従業員の定着率が悪いタクシー業界にあって、同社は一旦入社したら退職する
のはほぼ定年の時のみだそうである。迎車率が90%を超えており、長野市内で
客待ちしている事が極めて少ないそうだ。
売上よりもお客様へのサービスを徹底的に優先し、乗務員独自の判断による
「お客様第一主義」という理念が、現場でいかんなく発揮されている。
一例を挙げると、同社にはホームヘルパー2級の乗務員が10名いるそうだが、
そんな乗務員の一人がある日、お客を迎えに行くと、タクシーに乗らない電動
車椅子のお客であった。
普通であれば、断るところだがその乗務員は、「バッテリーをとればなんとか
なるかもしれない」と考え電動車椅子を分解して乗せたのです、
目的地の病院に着くと、再び組み立てますが、通常であれば10分ですむ往
復が1時間もかかったそうです。
単純に効率を求めるとこんな事は絶対にしないでしょうが、お客さまの利便
を考えてのこと。
こういう事が日常茶飯事に現場で行われているため、同社には身体障害者
やお年寄りといった方々からの絶大な信頼を受けており、迎車率が90%を
超えている所以となっている。
同社のお客様の定義とは、
・自分以外のすべての方。
・我々の生活を支えてくださる方々。
・我々の足りない部分を教えてくださる人生の師。
だそうである。
吉川栄治の「我以外、皆わが師」を思わず思い出してしまった。