(前回より続く)

今週木曜日からバンコクも急に気温が下がり、冬らしい、過ごしやすい天気になりました。

土曜日の今日は、JJウィークエンドマーケットで、大きな収穫がありましたが、それは後日紹介するとして、この記事は未だ、数日前の続きです。

さて、川を渡って馴染みのコイン屋に向かいます。

ところが、待てど暮らせどICON サイアムの船着場から対岸への船が来ません。

よく見ると、以前は周辺の高級ホテルの専用ボートが頻繁に行き交っていたのですが、今では殆ど見かけません。

MRT 等電車網が整備された為か、川で衝突事故でもあって船が減らされたのか理由は分かりませんが、かなり待たされた挙句、以前の様に無料ではなく、僅かですが金まで払わされて対岸に着きました。

この遅れで、タッチの差で一番馴染みで、ピュー他ミャンマーの古代コインがよく持ち込まれるはずのLKGは閉店時間までかなり時間があるのに既に看板。客が少ないからでしょうか？

ピューコインの出土状況を確認したかったのですが、また次回に持ち越しです。

仕方がないので、隣の偽物屋を冷やかす事にしました。多分二回目です。偽物をどうゆう風に売り込んでくるかをチョット見てみようと言う意地悪な動機です。

主人や奥さんの顔色や店の雰囲気は、もう全く商売上がったり感が漂っていて、気の毒になるくらいの必死の売り込みでした。在庫もたくさんあるようで、奥からドンドン出してきました。

写真は撮らせてくれないだろうとダメ元で聞いてみたらOKとの事。

記録の為に、主な物を撮らせてもらいました。

モチーフは本物を参考に色々な組み合わせや、独創的なものまであります。

傷は少ないし、平地はツルツル、線が非常にクリア、摩耗や、錆変色も殆どなく、一眼で違和感を感じるものばかりです。

更に、同じデザインのものが複数ある場合は、同じ型から作った物だと丸わかり。

二級品の偽物。一級品なら本物に見える様もっと工夫する筈。在庫が捌けないのは当然ですね。

ただ、こう言うタイプは見た事無いので珍品かも知れないと色気を出すと、引っかかる可能性はあるかも知れないですが、この分野集めて無い人でも、多分偽物と見破れると思います。

その次の店は一年前と同じ品揃えで、買える物無し。どうやって生計立てているのだろう？

最後の一軒はもう閉める体制でドア開けてくれず。多分買うもの無いのでどうでも良いのですが。

やはり今日は観光の一日でした。

もう夕方なのでホテルに戻ります。

途中、BTSスカイトレインの乗り換え駅、サイアム駅から見た、サイアムパラゴン。

ホテル近くのアソーク駅前のターミナル２１から見たスークンビット通り。

この駅はいつ行っても大混雑。

ターミナル２１のフードコートは、価格が安いので良く使いますが、食事の時間帯は人でごった返しています。殆どのレストランやショップは空いているので、やはり物価高で消費がかなり落ちている気がします。

(続く)

バンコク/偽物屋潜入