台湾の正月は、大陸と同じで旧正月を祝う。

 

嫁ちゃんは実家のある台北に用事があって、旧正月の数日前から私より一足先に帰省。

用事が済んで、嫁ちゃんは、久々の台北帰省を、友達に会ったり、行きたかったコーヒーショップに行ったりして楽しんでいたようだ。

 

しかし、嫁ちゃんが始めたいインターネットショップについて、義母と大姊(一番上の姉の事。嫁ちゃんは五人姉妹の末っ子)と大喧嘩になったらしい。

 

電話で私に、

『もう台北に来なくていいから!』

とのこと。

 

何だかわけが分からず、色々と聞いてみると、次のような事らしい。

 

(嫁ちゃん)  インターネットショップを始めたい。その前に、インターネットショップで成功した主婦の講座に行きたいから、その講座のお金を資金援助して欲しい。

(義母+大姊) インターネットショップだって、始めるのには資本が相当に必要だ。これまでだって幾度か失敗したり、騙されたりしているじゃないか。そんなことするより、会社で働きなさい。

 

一般に台湾人は、創業意識が非常に強く、ちょっと商売のやり方を憶えると、すぐに自分で会社を立ち上げる。

どんな田舎に行っても、道端にちょっとした食堂があるのも、こうした台湾人意識に拠るところが大きいと思う。

 

はてさて、嫁ちゃんは義母と大喧嘩して、高雄に帰ってきてしまった。

 

こうして、除夕(大晦日の事)から初三(元日が初一)まで、図らずものんびりとした時間を過ごすことが出来た。

 

ただ、嫁ちゃんはイライラしていたけど。。。

この時期は、日本の『大学入試センター試験』があると思うが、ここ台湾でも『大學學科能力測驗』(略称:學測)という試験が行われる。

 

この『學測』の成績を基に、大学に出願し、出願した大学の二次試験を受けて、大学の合否が決定する。

台湾の学校は、アメリカと同様に9月から始まるのだが、何故かこの時期に大学の入学試験が行われ、多くの場合、2月中には大学に合格したかどうかが決まる。

 

もう一つ、7月頃に行われる『大學入學指定科目考試』(略称:指考)という試験があるが、こちらは日本で言う二次募集的な意味合いが強く、主にこの時期の『學測』で大学入学が決まると言われる。

 

つまり、この時期に大学が決まってしまえば、高校三年の後半から大学の始まる9月までは悠々自適な時間が待っている。


話は変わるが、台湾は、『儒教』の影響なのか、はたまた『科挙』の影響なのか分からないが、過保護な親が多い気がする。

 

過保護が文化にまでなっているとさえ言えるかも知れない。

 

『陪考』という中国語の単語を初めて聞いたときは、何を意味するのか分からなかった。

 

これは、受験生に、その保護者等が付き添って試験会場まで行くことである。

 

試験会場には、『陪考』してきた親御さん達専用の待合室が設けられていて、昼食を自らの息子・娘達と一緒に食べて、試験の終わるのを待つのだ。

 

今の日本の大学入試は知らないが、私の時代の大学入試では考えられない光景だ。

親が入試についてくるのは、中学入試ぐらいまでじゃないだろうか?

高校入試だって、普通は一人で行くだろう。

 

こういった過保護の状況は、多く場合、大学を卒業するまで続いていく。

 

4月に生まれる自分の娘には、出来ることならば過保護にしたくないと考えているのだが、、、

言語、産まれる前(今年4月1日が予定日なのであと3ヶ月弱!)からちょっと頭が痛い。

 

というのも、うちは

  嫁ちゃん:中国語◎  台湾語◎ 日本語×

  私    :中国語○  台湾語× 日本語◎

 

嫁ちゃんと私は、共通言語である中国語で会話。

果てして、産まれてくる子は、日本語を話せるようになってくれるだろうか。

じゃないと、おじいちゃん、お婆ちゃんと会話が出来ない。。。

 

インリンさんのブログを見て、産まれる前から悩んでしまった。。。