音読で聴覚を刺激する
何かを暗記したい時には、静かに目で読むよりも声に出して音読し、
聴覚を刺激しながら暗記したほうが、スピーディに暗記する事ができるといわれています。
語学の天才と呼ばれたシュリーマンは、
意味が全く分からない外国語の本をただひたすら音読し続けたことによって
10ヶ国語以上をスピーディにマスターしたのだとか。
彼にとっては、新しい言語をたった6週間でマスターすることができたのは、
ひとえに音読のおかげなのだそうです。
もちろん、シュリーマンほどスピーディに暗記する事ができないとしても、
声を出すことによって視覚だけでなく聴覚にも刺激になりますから、
脳内に記憶される確率もグンとアップするはず。
記憶力をアップさせるためには、ぜひ音読したり声に出したりして
聴覚もフル活用する事が効果的です。
音読をする時には、ボソボソと蚊の鳴く様な声はNG。
はっきりと大きな声で自分自身に
言い聞かせるような感じで音読してみてくださいね。
先月、ニュースで武田製薬が、
「2013年春入社の新卒採用から、応募条件にTOEIC730点以上の
基準を設ける」・・・と発表しました。
TOEICスコアが重視される傾向は、楽天やユニクロのみならず、
広く経済界に行き渡っているのです。
さらに、三井不動産や大京といった不動産業界でも、
TIEIC受験を社員に推奨しています。
これは、世界のグローバル化にともなうビジネス構造の
変化と考えて良いでしょう。
もう、英語を避けては通れない時代なのです。
いや、「避けて通れない」というより、
「かなりの英語力が求められる」風潮になってきました。