今日の中日新聞の記事です。
記事では立教大の教授が「貧困の連鎖を断ち切る為に大学進学するべき」とあります。でも貧困の連鎖を断ち切るのは就職先の選択であって大学進学するかしないかではないと思います。立教大に進学出来るくらいの学生なら就職先もちゃんとしたところが選べるかもしれませんが名もない大学では哀れなものです。
ブルーカラーとホワイトカラーではホワイトカラーの方が生涯賃金が高いと学校で習いました。そもそもその認識を疑う必要があると考えています。その考えで貧困の連鎖は断ち切ることは難しいです。もっと具体的に貧困の連鎖を断ち切る方法を記事にするべきだと思いますし、あまり偏差値の高くない大学を卒業した人の平均的な実態を教えるべきだと思います。
先日も世間一般のイメージは知りませんが私の同業の若い人と話す機会がありました。漏れなくブラックな業界です。同期入社が150人で1年で30人しか残らなかったそうです。激務の上に薄給。大学出て新卒でこの有り様です。こんな会社ばかりではないですが、このような会社に入社する為にお金をかけて勉強するのもいかがなものかと思います20%しか残れない職業選択が正解なのでしょうか?
地方の新聞ではありますが残念な記事です。