市庁舎自体は昨年新築されたばかりみたいです。にもかかわらず何故?って感じですよね。
先月に中部電力浜岡原発を見学した時に受けた説明でも福島第一原発も非常用電源が地下に設置されていて津波による浸水で使えなかったのが被害が大きくなった最大の原因とのことです。浜岡原発は当初から非常用電源は地上に設置してあるとのことでした。職員の方に質問したら規制の厳しい原子力発電所でも設置することは義務でも設置場所までは規制はなかったみたいです。つまり市庁舎の非常用電源設備も設備場所は規制や指導がなかったとしても不思議ではないと思います。
たぶん防災や減災は都道府県で予算に差があると思います。例えば予算が潤沢ではないところは備蓄している非常食が少なかったりするのは仕方ないし耐震がイマイチだったりするのも仕方ないです。でも非常用電源の設備場所は庁舎を新築するなら国などが設置場所を指導するべきだと思います。
非常時に使えない非常設備をなくすようにしないとそんなの非常用設備ではないですよね。