そしてお約束ですが社説では最低賃金が安すぎるとか地域格差があり過ぎて地方の人口流出が止まらないってことがセットで書かれています。
もう毎度のことで辟易とします。そんなに賃金が低いことを批難するならその新聞記者の方が一度自己責任で地方で起業してひと人を雇用してみて欲しいです。
これは私が愛知県と神奈川県で起業した率直な気持ちです。最低賃金が安すぎるのではなくて雇う側の収益力の問題です。
客数がものをいう業種では地方は都会に絶対にかないません。一部で立地を超越した会社もありますが全部が全部実現できたら苦労はありません。
最低賃金はあくまで収益力の低い仕事の為の縛りです。最低賃金を賄う収益力がない会社は退場を意味します。収益力が高い人に高い時給を払えばいいだけのことです。キャバ嬢とファミレスのウエイトレスの時給の違いは収益力の違いです。
最低賃金って本当に厄介です。最低賃金分の仕事すら出来ない人間にも最低賃金を払う必要があるからです。
毎年この時期は腹が立ちます。最低賃金そのものよりもお上が決めた数字に賃金を払ったこともない人たちがケチをつけることに腹が立ちます。