信頼関係 | 元焼肉店オーナーのブログ

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ファミマ社員による重大な不祥事が発覚公表しない本部に加盟店が反発も-ライブドアニュース


20年以上前にコンビニでアルバイトしたことがあります。当時と比べてコンビニは飛躍的に進化しました。でも上記リンク先の記事を読むと廃棄と棚卸しは当時からありました。

これだけコンビニの店舗数が増えたということは少しでも従事した経験のある方が増えたはずなので仕事内容も広く知られているはずです。

私がアルバイトしていた青い看板のチェーンは廃棄のことを「売変」と呼んでいました。「売価変更業務」の略でした。ご存知だとは思いますが一定時間を経過したものを売価を¥0に変更して廃棄するということでした。

それと棚卸しです。棚卸しは説明する必要がありませんよね。コンビニは個人商店と違い経営者の判断で商品構成が決まるわけではないのとアイテム数が多いので理論在庫と在庫実数を常時管理することは出来ません。万引きされたりした金額が棚卸しによって確定されます。

しかしながら防犯カメラもありクオカードの理論在庫が膨らんでいくのですぐに発覚する行為です。


どの程度経過した後に発覚したのかはわからないですが本部と店子の信頼関係は崩れます。それはお店のスタッフに悪さされても本部がそんなことするわけがないって大前提だからです。

お店によってはスタッフ全員が完璧で完全に任すことができるケースもあるでしょうがなかなかうまく行かないこともあると思います。


コンビニも出店拡大の裏側で制度疲労が拡がっているのは予想がつきます。この先の人手不足を乗り切れないとすき家のように不本意な閉店に追い込まれたりするかもしれないですね。