こんにちは。平井早紀です。



はやくも1週間以上が過ぎてしまいましたが、舞台「シーチキンサンライズ」、5/6に千秋楽を終えました。

私にとってはじめての舞台出演。

本当に本当に素敵な作品、座組、スタッフの皆様、お客様の中で、自分の今の全てを注ぎ込めたのではないかなと思います。
支えてくださった全ての皆様、ありがとうございました。



私の役どころは主人公のひとりである正村リョウの恋人、愛。

劇中ほんとに泣きっぱなしで、体力的にとてもツライ役ではありましたが、心の中はとってもクリアで、温かい気持ちでいっぱいでした。



メッセージ性のとても強い作品ですので、観る方ひとりひとり感じ方も心揺さぶられる箇所も、それぞれ違うと思いますが、
私はシーチキンサンライズ、とてもとても優しい物語だと思います。



登場人物が多く、それぞれの生き様を大切にするのはT1projectの特徴でもあり、シーチキンサンライズも22人のキャストそれぞれがかなり特徴的なのですが、作品を通して見た時、絶対にだれも否定はされていません。

どんな人も一生懸命に生きている。

それだけで十分なんです。



人は必ずいつか死んでしまうけど、それでも今生きている。
今生きているけれど、人は必ず死んでしまう。

そんなシンプルな理屈から、絶対に逃げられないのが人生なのだと思います。



そんな否応無く過ぎていく人生の中で、シーチキンサンライズという作品に、愛という役に出会えたことに感謝して、
ここで学んだことを握りしめ、次につなぐため進んでいこうと思います。



立つだけで作品の世界に引き込まれるような素晴らしい美術を創り上げてくださった橋本さん、

春の嵐から美しい夕暮れへと時の流れを作り出し、私たち演者を照らしてくださった柏倉さん、

舞台上をリアルな世界に仕上げる環境音と、お客様だけでなく演者の心まで盛り上げる音楽を絶妙なバランスで操ってくださった石神さん、

公演の全てを取り仕切り、見守り、支えてくださった山田さん、

連日満員、当日券にキャンセル待ちと凄まじい人数のお客様の対応をしてくださった井上さん、荻沼さん、当日スタッフの皆さん、

稽古開始前から公演中に至るまで、様々な面で支えてくださった多くのスタッフの方々、

舞台上で共に生きてくださった共演者の皆さん、

優しすぎる脚本と、その優しさを内に秘めた厳しい演出で導いてくださった友澤さん、

そして小劇場B1に足を運んでくださいましたお客様…



全ての方々に支えられ、初舞台を踏み、無事千秋楽まで駆け抜けることができたことに感謝いたします。

本当にありがとうございました!




平井早紀はこれからも走り続けます。
もっともっとパワーアップして生きていきますので、皆様どうぞこれからもよろしくお願いいたします!


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平井早紀