総選挙
民主党、圧勝しましたね。
まぁ、そこは別にどうでもいいっちゃー、どうでもよくて。
改めて日本人の「問題発見力」っていうのは最低だな、と思いました。
mixiの日記で、民主党の勝利に対して「日本終了」とか言ってる奴も。
マスコミの報道に乗じて「民主党」に安易に投票した奴も。
まぁ、反応が予想通りすぎて興ざめだよ、ほんと。
民主党が売国党ってのは主にネットを中心に出回ってる話なんかな?
やたらmixiの日記でその手の傾向の話があったから多分そうなんだろう。
ネットでたくさん情報収集してきて賢くなった「つもり」になって御苦労さん。
それと日教組の息のかかった教育っていうけど、それよりもっと危ない教育が着々とこれまでも、それからこれからも行われることに誰か気づいてんの?
仮に日教組の息がかかった教育がされるとしても、そんなもんと比較にならないとてつもなくデカイ問題を日本の教育は抱えてる事に誰も気づかないのはなんで?
この点に関してはあまりにも予想通りすぎて思わず失笑してもたよね。
テレビを中心とするマスコミの報道はかなり前から「民主優勢」やったよね。
毎度毎度思うけど、みんなメディアを未だ使いこなせて無いよな、振り回されてる感が否めない。
そもそもメディアが「真実」を伝えてくれるなんて考えそのものが甘ったるい。
それで偏向報道がされた場合は「マスゴミ」などと言って批判する。
本気で知りたかったら自分の感性を鋭利にして本気で調べろよ、と言わざるを得ない。
マスコミの開放する情報なんてごくごく一面的な情報に過ぎない、って、当たり前のこと過ぎて書いててバカバカしく思えるな。
かくいう俺はどうしたか。今回は俺の初選挙。
実際に生の候補者の話を聞いて、その感想で投票した。
このとき、話しの内容は決め手じゃありません。
俺なりの感性を持って、その候補者の人間を評価しました。
比例区も同様に。一番迫力のある政党に今回は投票しました。
もちろん最低限マニフェストや過去の政策案も参考にはしましたが、あくまでもそんなもんは参考。
結局俺は自分の目で見て、体で感じたものしか認めない奴ということで。
まぁ、自分としては満足のいく投票が出来たんじゃないかな、と思います。
総括としては「情報化社会」に国民が華麗に踊らされた選挙やったな、と。
民主が政権取ろうが、自民が継続しようがそんなもんは大きな問題じゃない。
もっと国民の政治、というか万物、に対する考え方の根本的な部分を変えないと、心配しないでも、日本はいつか勝手に滅びるよ、と思いました。
不器用ってレベルで済まされる話じゃないよ。
選挙の話はこれくらいにしておいて、8月を振りかえります。
8月は個人的に節目の月になりました。
まぁ、色々思うことはあるけど、総括すればこれに尽きると思う。
「既存の概念に慣れ親しんでるフリをしないと仲間にも入れてもらえない」
まさにね、今日の朝の番組で堀っていうおっさんが使った言葉なんだけど、まさにこれ。
こちとらどの場面においても必死のパッチの8月でした。
少しずつ慣れていかんとね、それが今後の課題。
そう、9月からまたブログを移転します。何度も移転して申し訳ないんだけど、今回で最後にします。
しっかり方向性も決めてやっていこうと誓った(つもり)なので読んでくれる方は引き続きよろしくお願いします。
では。
新ブログ
http://ameblo.jp/morisweek
21の夏
映画「チェ・28歳の革命」を見た。
チェ・ゲバラ、という人物を知ったのが今回が始めてだけど自分はこの人間に興味を持った。
作中でいくつか印象に残った言葉があるので紹介する。
「世の中で絶対に必要な人間などいない。だから自分を必要な人間などと思わないことだ。」
「革命家は愛によって導かれる。人間への愛、正義への愛、真実への愛無しに真の革命家を想像する事は不可能だ。」
ゲバラは自らの精錬された感性を爆発させながら生きていたように思う。
どこに刺激されたか、と言われればそこかな。
ファンサイトや名言集などでは全く触れられてない言葉だけど個人的には
「世の中で絶対に必要な人間などいない。だから自分を必要な人間などと思わないことだ。」
のフレーズには驚嘆した。これがゲバラの感性の核の裏側にあるような気もする。
しかし、本当にそう思う、いい言葉だ、個人的には血が熱くなるような言葉やね。
久しぶりに面白い人間に出会えて嬉しい。ゲバラについては詳しく調べる価値がありそう。
そう、明日18:00草津駅の東口に麻生太郎首相が遊説にくる。
クソミソな状況だけど仮にも日本の政治の一番上にいる人間の話を生で聞ける機会なんで聞きに行くことにした。
自転車で草津まで行って話を聞かせてもらおうと思う。