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今日は私のお気に入りのFP講師の方のブログから。
FP講師はどれくらいの収入になりますか？
と言う質問が面談の中でよく出てくるらしい。
この質問には大きな問題があります。
それは質問をする方が
「自分は講師ができる」
と思い込んでいることです。
と述べている。
これは５１歳である私が大学時代の友達から聞いたことと
類似している。
流石にお茶汲みとかまでは言わんにせよ、
朝来て机の雑巾がけをしたり、
事務室内の掃除をしたり、ってなことは
新人の仕事と相場が決まっている。
我々の頃はバブル真っ只中やったが、
何年かしてバブルがはじけてからは、
国立大やいわゆる関関同立クラスの
私大のトップクラスの学生が
失礼な言い方やがランクを落として
入りやすい中小企業に入ってきたりすることもあった。
そんな新入社員は今のような掃除の類のことをやらせると、
プライドが高いのか、なんでこんなこと俺がやらなあかんねん！
みたいな、ふてくされモード満開で
だからといって、いきなり現場に出しても
何もでけへんくせに、
その自信はどこから来るねん！と思うくらい
勘違いしてる新入社員がいてるよなあ、と聞いたものである。
普通はどのような仕事であっても、最初は見習い、
そして段階を踏んで段々と稼げるようになっていくもの、と
先述のブロガーさんも書いておられるように、
何もないところからいきなり稼げるようにはならん、
という事を若者はわからんといかん。
会社も役に立たんうちから一人前の給料を払ってくれて、
辛抱して一人前の戦力にしようとしてるのに、
ものの一ヶ月やそこらであわんからやめる、ってな
そんなことがまかり通ってるから、
勘違いが始まるんやろうな。
もっと謙虚になれよ、若者たち！
と、われわれの世代も先人たちに思われてたんかも知らんが・・・。
資格ビジネスも、資格さえ取れりゃ飯食えるようなフレーズは
やめんとアカンと思うなあ。
常々私がブログでも書いてきた
平成６年ころに勉強してたFPの先生がおっしゃっていた話。
（当時はFPは車の教習所のように指定校で規定の点数を卒験のような
試験で通れば資格がもらえた。今は知らんけど。）
「 資格は生かしてなんぼやから、取ることを難しくすることは
意味がないと僕は考えてます。
だから何を見てもいいから今からの試験通ってくださいね。
これは落とす試験ちゃいますから。 」
と、何か書いてたメモらしきものを伏せて出て行きはった。
何見てもいいとはいえ、僕がいたら見づらいやろうから
との事。
我々生徒は自分の得意の分野を回答して皆に教え合って、と
合格点目指して答えを融通しあったんやが、
時間が来て帰ってきた講師の先生は
「何見てもいいって言うたのに誰もこの答え見てへんかったようやな・・・」
と、出て行く時に伏せた回答表をひっくり返し答え合わせをしてくれたとさ。
見事なオチやったけど、
資格はとってなんぼやないからね。
どう活かすかは、どうして食べれるように持っていくか、
やと思う。
それは教えてもらうんやないよ。
修行したかったら冒頭のFP講師の方も仰ってたけど、
無給で何ヶ月か勉強させてくれ、って言うたら
こさせてくれるとこもあるんちゃうかな。
勉強させてもらうのに給料貰おうと思ったらあかんわな。
でもそんなことも若者はわからへんやろうし・・・。
だらだら長くなったけど、年行ったら
こんな感覚になるのか、ただの世代論か。
少なくとも自分は謙虚に一生勉強で
皆様のお役に立っていこう。
今日は硬派のネタで書ききった本日のブログ、
連休前の大作になりましたわ（笑）
ほな、今日はこれにてサイナラ！
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