2019年2月22日(金)に行った丹沢蛭ヶ岳往復の振り返りです。
大倉バス停(秦野ビジターセンター)→蛭ヶ岳往復を考えている人の参考になれば幸いです。
小田急線渋沢駅からバスで大倉まで行き、入山届を提出してスタート。
この時点で7:15くらいでした。
中央線ユーザーの私は始発で行っても登り始めが7時超えてしまうので、マイカー以外で奥地まで行きたい方は日没時間を調べておいて折り返しのリミットを決めておくと良いでしょう。
私の場合は12時半までに蛭ヶ岳へ辿り着けなかったら途中でも折り返そうと思っていました。(11時過ぎに着きました)
今回のルートは大倉バス停→大倉尾根→塔ノ岳→丹沢山→蛭ヶ岳を往復するメジャーなコース。
登山のガイドブックなどでは1泊2日で案内されているコースです。
距離はGPSでの計測上は24.5kmでした。
※短パン野郎なんて私しかいませんでした……
この日の日最高気温は下界で14℃くらいでしたが、塔ノ岳は朝9時の時点で2℃、蛭ヶ岳は11時半の時点で4℃でした。
ちなみに蛭ヶ岳は朝6時でマイナス5℃だったみたいです。
寒いですね。
ウェアのレイヤリングを考える判断材料にしてください。
水は背中に1リッター背負い、それとペットボトルのアクエリアスを1本持っていったので、合わせて1.5リッター持ちました。
500ml以上余ったので少し多かったかもしれません。
足りないより良いですが、やはり重かったです。
※チェーンスパイクや救急セットなども持って行ってたので、荷物はかなりズッシリしでした。
路面状況ですが、塔ノ岳まではドライで歩きやすいです。
塔ノ岳から先はバリバリに凍っていますが、9時くらいから朝陽の当たる部分で溶け始めます。
※丹沢山あたりまでは路面が凍っていてむしろ走りやすかったです。
10時半頃には全体的に溶けて泥んこ遊びになるので、本来走れるセクションでも滑ってほぼ走れなくなります。
特に丹沢山から蛭ヶ岳の間はひどかったです。
往路の終盤と復路は平地を歩くよりもペース落ちました。
ちなみにいつもの年ならこの時期蛭ヶ岳あたりは雪があるので、こんな年は珍しいと山荘の人が言ってました。
丹沢山から蛭ヶ岳は稜線歩く場所が多く、風がとても強いです。
鎖場もあるので転落注意です。
私が歩いている最中にも落石があったので、直撃しないよう気をつけましょう。
日帰りで蛭ヶ岳まで行きたい方は、体力的には高尾陣馬往復できる人なら行けると思います。
ただ、獲得標高が2,300m以上あり、前半の塔ノ岳まで続く大倉尾根でかなり削られるので、序盤から飛ばさず温存が正解かなと思います。
※無事に辿り着けたあかつきにはご褒美にこんな景色が待っています。
ノリと勢いで行ける場所ではないので、ちゃんとトレーニングすることをオススメします。
※復路の塔ノ岳でこんな状態でした(笑)
※普段鍛えていてもゴール直後にはこうなります。
山のトイレは基本有料です。
1回100〜200円かかるので、小銭を用意しておきましょう。
丹沢にはじまり丹沢に終わるという言葉があるくらい、この山域だけでも様々なルートがあり、奥の深い魅力的な山です。
特に眺望は秀逸で、相模湾や江ノ島、箱根の山々や富士山、南アルプス、高尾や宮ヶ瀬、都心方面と360°見渡すことができます。