先日提案した新聞広告の企画。
煮詰めて、さあ、あとは塩コショウを振って仕上げるだけ・・・。
という段階で思わぬ邪魔が入った。
宣伝部門を統括している上役の一人が、突如としてオリジナルの案を提案したのだ。しかも、以前の会議で決定したコンセプトとは全く異なるアイデアだった。
丹精こめて仕上げたフランス料理を皿に盛り付け、さあ、あとは食卓に運ぶだけ・・・という段階で、「やっぱ今日は和食にしよう!」と言われズッこけたようなもんだ。でも、それを提案したのが社内で絶大なる発言力を持つ上役だったため、結局今回は和食で行くことになってしまった。
ただ、その和食が美味しければいいのだが、それがまた。。。見ただけで散々の出来栄えだというのが分かった。しかしながら和食を提案した本人は「俺が作ったんだから美味いに決まってる!」の一点張り。周囲もそれに同調して何もいえない雰囲気。
ああ、組織の恐ろしさよ。
(グスン)
でも、これが組織ってもんです。
和食で行くなら、和食で行く。これは決定事項だからしょうがない。
あとは、この不味そうな和食をどう美味しく修正していくかに注力せねば。