日本中が、世界中が新型コロナウイルスの驚異にさらされている今、皆で集まって祈願することも逆に危険になることからそれぞれが祈ることしか出来ません。
般若心経を唱えたり、写経することでもいいように思います。

人類はこれまで何度も疫病に遭遇し、そして乗り越えて来ました。
こんなに時代が過ぎて、文明が進化しても疫病には勝てません。
デジタル化が進み、人とのコミュニケーションを避けつつある時代にあえて人と接触してはならない疫病は、大切な人との接触を奪うことと、普段何気ない人との交流ですら意味のあることだったと諭しているのかもしれません。

といえど、これ以上の拡大や被害を広げることは防ぎたい思いから滝行に行きました。読経や写経もありますがやはり私は滝行を行う必要があります。

4月にもなったので寒行ではありませんが、寒の戻りとなった週末の日の出前に向かいました。
山に入り滝に行くまでに指先が寒さでしびれます。
滝の風も強く冷たい。

前行をしあとは滝に入るだけ、いつも通り入り真言を唱える。結構冷たい、いやかなり冷たい。

一度目を終えて直ぐに二度目に向かい、お不動さまに疫病退散の滝行を伝えると、
じゃあ般若心経を1巻唱えなさいとのご指示

大丈夫だろうと滝の中心に入り心経を唱え出したがあまりの冷たさに声が出なくなる。
これは不味い状況だと感じました。出なくなる声を何とか裏声でも使って唱え続け、意識が飛びそうなまま、光明真言を唱えて何とか抜け出し、這うように水から出ました。

やはりお不動さまは厳しい。

早くコロナウイルスが沈静化しますように
来週の石鎚山登拝への前行を行いました。

先ずは滝行から始まりましたが、滝に着いたら大雨が・・・
この時期は当然水量も多かったです。
最近は自分の心の乱れも多かったので、滝行も非常に怖く感じました。頭も足も、背中も気を抜かずに気合いが充分にこもった滝行が出来ました。
それから、いつもお世話になっていて毎年前行をさせて頂く神社とお寺に行きましたが、着くとやんでた雨がまた振りだすことの繰り返しでした。
午後からは、観音様に前行に行きましたが、雨があがって明るくなったので、午後から行ったのに、またもや雨が・・・

よっぽど穢れてたようで

無事に前行 も終えました。

いよいよ石鎚山に向かうだけです。
来週末に、知人を連れて石鎚山前の登山に出かける予定なので、滝行に行ってきました。

柳井市の岩尾の滝です。

ここは5年位前に、近くに仕事に来たときに見つけて、観音様のお力が強く素敵な場所と感じで滝行に来させて来たことがあります。

ところが実際に準備をして滝行に来てみると、一変して非常に厳しい滝に変わっていました。
優しい滝行の場所というのはないんですけどね。

今回も久しぶりに来てみて、最初は少し後悔と恐怖がありました。

前準備をして、観音様に見守られながら滝の中へ

水量は多めで冷たさもありましたが、無事にいいよと言われるまで行をすることが出来ました。
今週はいい天気、ということは来週のお山は雨のような気がします。