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調教師日誌 ~仏・シャンティイーより~

2008年渡仏。2017年調教師免許取得。フランス競馬の中心地シャンティイーでの厩舎日常風景。

今年の凱旋門賞勝ち馬はご存知エースインパクト。

 

 

 

 

5着くらいだったと思います。

 

 

もし出走していたならばの世界戦。

 

 

理由は単純、恐らくクリスチャンは最後方近くに位置するだろうことと、もし仮に33.0の脚をそこかた使っても5着くらいまでしか巻き返せないラップだから。

 

 

日本の競馬は、基本、一番脚の速い馬が勝つ。だいたいの場合は。

 

 

フランスしかり欧州の競馬は、紛れもありますが、強い馬が勝つ。

 

 

単純に潜在的脚の速さだけを比較した場合、もう既に日本の馬が凌駕いると思います。ドバイ、サウジ、香港といった人工的競馬場では無双しているのは個人的には当然のこと。

 

 

あとはナチュラルな競馬場の適性・対応力のみ。

 

 

日本馬がヨーロッパで席巻する日も遠くないと思います。

 

 

あくまで個人的意見ではありますが、真の2400タイプより日本の2500タイプの方がフランス2400には合う気がしています。

 

 

上の写真はエースインパクトが2021年8月ド-ヴィル1歳馬セリで75000€(現レートで1100万円くらい)取引された当時の写真。

 

 

https://youtu.be/1Dt52sWCJQs

 

 

ちなみにウォーキングビデオはこんな感じでした。

 

 

個人的印象は、背中の柔らかさのあるスムーズな歩き。体高は平均、後肢間ちょっと狭め。血統微妙。です。

 

 

Lot 317 - ACE IMPACT - Arqana :: Pur-sang - Ventes aux enchères chevaux

 

 

フランスのセリではこういった超大物が意外な値段で買えたりするので夢が詰まっているように思います。

 

 

もし興味ございましたら気兼ねなく、以下アドレスまでご連絡ください。

 

 

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