三蔵と言えば西遊記で有名な三蔵法師を思い浮かべるでしょう
では 三蔵法師の”三蔵”の意味はと云うと
仏教の聖典を三種に分類した時の、聖典の総称。経(きょう)(=仏の説法の集成)・律(=仏徒の戒律の集成)・論(=経・律に対する注釈的研究成果)。
という意味を持ち 学問を指す
ここに仏教の実践は含まれていない
実践とは修行を指すものと思われるが
紀元前100年頃
上座部(長老)らの間で
三蔵か 実践かで論議された
そこで出た結論として
修行だけではダメで三蔵が仏法の根本であると結論付けたと記録があるようだ
だからといって 行を伴わないのも如何なものかと思うのだが
これは誰の 何処の団体が好む説なのかはわからぬが
浄土系の僧侶らが唱える説だと思う