まっすぐにすわり


画面をながめる


かたむいてゆく からだ


驚いて 周りを見ると


水平なせかい


画面のなかは ななめ





そろりそろりと 忍び足で近寄ってくる


最初は覚えている


いつしか 衝撃に慣れ


それと感じなくなった頃に


ヤツはやってくるのだ