言語能力 言語能力とは何か?
全人智恵人間力と仕事力分析は言語能力を次のように定義しています。「社会や相手の言葉を傾聴し、適切に言語で表現する能力」のことです。コミュニケーションの原型(プロトタイプ)と言えます。
ビジネスを含むあらゆるコミュニケーションで認識されなければならない要素です。
言語能力がどんな要素でできているかと言うと、定義にあるように「傾聴すること」と「適切に言葉で表現すること」です。
あらゆるビジネスシーンで、うまくコミュニケーションできているでしょうか。
「傾聴」と「表現」に分けて考えてみましょう。
傾聴と表現のバランスがうまく取れたときに、目的に沿ったコミュニケーションが出来上がると考えています。コミュニケーションは情報のやり取りです。
このやり取りをプロセスで考えると、傾聴は情報のインプットプロセスで表現は意思のアウトプットプロセスと言えます。
・傾聴のベース感情について【傾聴プロセス】
傾聴は「しっかり聴きます」ということで、しっかり聞く力=集中力については個人差があることを認識しておいてください。
その上で、どんな心構えで聴くかという「ベースになる感情」をマネジメントすることをお勧めします。
最も好ましいベース感情(以下感情)は、謙虚虚心であることです。透明な気持ちで聴くことです。
のモデルは、母親が乳幼児の言葉をしっかり聴きとろうとする、あの姿勢が貴。
尊い姿ですね。ベーに喜怒哀楽損得の色がついていると、単純無色な情報が色付けされて記憶にストックされることになります。
先入観を持って聴くと、内容が先入観にリードされて、スピーカーの意思と異なった内容でインプットされることになります。誤解の始まりです。僕個人の場合は、今お聴きしている情報がお客様満足にどのように繋げていけるのか、をベース感情にして傾聴することにしています。
残念ながら、無色ではありません。そうすると、勝手相手の話は、「顧客満足情報の引き出し」に『一時的に』ストックされるはずです。
ただし、この一時的なストックは、使わなければ消えるかもしれません。傾聴しながらメモを取って読み直すことによって、ちゃんとした在庫になります。
【適切に言葉で表現するプロセス】
このプロセスには留意しなければならないことが幾つかあります。
先天特質の影響があり、コミュニケーション能力についての先天特質を事前に調査しておくことをお勧めします。分析は全人智恵(HiQ)仕事力分析が便利です。当該者の生年月日と出生時刻をインプットするだけで、必要情報が手に入ります。
・支配者は好かれない
普通のビジネストークは説明が主な目的です。説明とは事実を伝えることです。
人によっては、会話を支配したがる人がいます。おおむね愛されにくいです。
会話の支配者によく見られる共通項は、理論家で知識豊富、自尊心が高く雄弁なところです。
また、自説に酔ってしまうことがあります。そうなると、相手のことが眼中から消えて独演会状態になり、周りには迷惑です。
雄弁家と言われたことがある人は、会話の支配者にならないよう自律心を働かせるよう自己コントロールを心がけると良いでしょう。
それから、知識豊富な人は相手の上を行こうとします。用心しないと地雷を踏むことになりかねません。
特に相手も同じように自分の知識レベルは高い!と思っているタイプの人の場合、相手の上を行こうとすることは殆ど喧嘩を売るようなものです。
上には上がいるものです。
・やっぱり国語力が大事です
言葉で表現する場合、どうしてもある程度の語彙数が必要です。その場に相応しい言葉で意思を伝える必要があるからです。
別に一般的でなく分かりにくい、非日常的単語を使ってください、という訳ではありません。
むしろ、誰でも分かるような、日常語で表現する方が受け容れられ易いものです。
アタマの中の語彙数を増やし、国語力を高める手段として、筆者は物語を読むことをお勧めします。
なぜかと言うと、仕事は物語だからです。
お客様にプロセスの説明をしたり、社内で(たとえば)「来期計画」を発表することがあると思います。物事の因果関係やプロセスを物語仕立てにして、日常語で組み立てれば、相手にご理解いただきやすいと思います。
国語力を鍛えてください。
(全人智慧HiQ IAマップと仕事力・人間力)