失意の底で、
1人で悩み
1人で決断したユリカの心情を想像すると
様々な感情が入り交じり
結局…「ツラかったね」
そんな言葉しか言えない自分が腹立たしく思えた
相手に対する報復など考えたのだが、
そんな男でも、まだ感情は残っているのだろぅか、ユリカにキツく止められた
確かに、相手の社会的地位など全てをぶち壊したとして、
俺やリョウ…そしてユリカの気は晴れるとは思わないし、むしろ虚しいだけかも知れない
ただ、心と身体を傷付けられたユリカを想うと
何事も無かった様に日常を過ごす奴が、どうしても許せなかった
俺とリョウは奴の車の下に
ちょっとタイヤ浮く高さにブロックを積んだ
朝、アクセルを踏んでも進まない車にテンパる事だろぅ
今回は中学生の悪戯程度で許してやるが、
今後ユリカに接触しようモノならば、全ての情報を晒してやる
そう誓いながら、夜中の駐車場で俺とリョウは小さくハイタッチしたのだ。