<目次>
東日本大震災に寄せて。 はじめに ➀~➄
東日本大震災に寄せて。 番外編① スーパーフルムーンと遊ぼう☆ 満月考察の過去ログ➀~➄
東日本大震災に寄せて。番外編②スーパーフルムーンと遊ぼう☆20110320の満月☆➀~➂
東日本大震災に寄せて。 本編 地震の瞬間のホロスコープチャート ➀~➇
東日本巨大地震に寄せて。 番外編③ 三浦 "King Kazu" 知良選手と六芒星

前回記事
東日本大震災に寄せて。 第2章 六芒星を追いかけて① 六芒星とは?

前回の記事で、
『最初にチャートに六芒星を見つけた時、必ず、この地震の日の六芒星の『元』となる六芒星がどこかにあるはず、と直感的に感じました。何故そう思ったのかは分かりません。どこかでそんな記述を読んだ記憶もありません。

その時、ふと思い出したのが以前、この世界に恐る恐る足を踏み入れて、右も左も分からずにいた頃に偶然耳にした「ハーモニック・コンコーダンス」というイベントのことでした。』

と書きました。

これが、前回もご紹介した「ハーモニックコンコーダンス(2003/11/09)」の時に、天界で起った六芒星の図です。
$wakaleido-scope by hippy "m" 若夏-20031109harmonicconcordance


いつものように、このチャートを、現代日本象徴チャートに重ねてみます。現代日本象徴チャートと、その外側に手描きで書き込まれた、2003年のハーモニックコンコーダンスの瞬間の天界の星の配置図になります。
$wakaleido-scope by hippy "m" 若夏-20031109_harmonicconcordance_hexagon


ぱっと見たところ、この六芒星を形成している天体が、現代日本象徴チャート上の星に、ひとつも重なっていないことがわかります。2つ以上の星々がチャート上の同じ位置で重なることを「コンジャンクション」すると形容するのですが、六芒星を形成している天界の星と、現代日本象徴チャートは一切コンジャンクションしていないのです。

このことは、2003年に起こったハーモニックコンコーダンスにおいては、日本が六芒星のエネルギーそのものをダイレクトに感受しなかったことを示します。

気になって調べてみた所、アメリカ建国チャートの上では、この六芒星の一角である、かに座土星が、ぴったりと建国チャートの太陽の上にコンジャンクションしていました。2003年のハーモニックコンコーダンスでは、アメリカが立役者の役割を担ったであろうことが、ここから伺えます。

ところが、この六芒星が起きた瞬間の、他の天界の星との関係を調べてみたところ、東北地方太平洋沖地震が起きた瞬間に沢山の目覚まし時計が一斉に鳴り響いたように、2003年のハーモニックコンコーダンスの瞬間にも、現代日本象徴チャート上では、覚醒のエネルギーである、Tスクエアや、ヨッドなどが複数表われていました。

$wakaleido-scope by hippy "m" 若夏-20031109_harmonicconcordance_hardaspects


特に、現代日本象徴チャートのドラゴンヘッド/ドラゴンテイル軸に、天界のうお座の火星がTスクエアで関わっていたことから、あのハーモニックコンコーダンスが起きた瞬間に、意識的、無意識的に関わらず、日本と関わり合いを持った全ての魂に「意志を示す」よう促されていたことが見えてきます。

また、この時の天界のみずがめ座天王星が、現代日本象徴チャート上のみずがめ座月にコンジャンクションしていたことから「過去の記憶の書き換え」が呼びかけられていたことも暗示されています。天王星は、Tスクエア同様、目覚ましのエネルギーですし、この時の天王星が、天王星の守護星座であるみずがめ座を通過していたことから、天王星本来の強力なエネルギーを発揮していたことも分かります。

ちなみに、アメリカ建国チャート上の月も、現代日本象徴チャートの月とほぼ同じ位置にありますので、ハーモニックコンコーダンスの瞬間、アメリカと日本の両国で、この時期、天王星からの呼びかけをダイレクトに受信していたことになります。

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『最初にチャートに六芒星を見つけた時、必ず、この地震の日の六芒星の『元』となる六芒星がどこかにあるはず、と直感的に感じました。』という動機から出発して、このハーモニックコンコーダンスの六芒星に行き着いたのですが、驚く発見がありました。

ハーモニックコンコーダンスの六芒星をよく見ていたら、やはり、東北地方太平洋沖地震が起きた瞬間に表われた六芒星と、深い関わり合いがあったようなのです。気になって現代日本象徴チャート上に、ふたつの六芒星を書き込んでみたところ、ビンゴ!
$wakaleido-scope by hippy "m" 若夏-2003harmonicconcordance_2011earthquake


なんと、日本国象徴チャート上に、美しい12芒星が出現したのです!!通常、ホロスコープ上に12芒星が現れることは、ほぼ不可能と考えてよいと思います。単純に考えて、12の天体が、12の星座にひとつずつ配置され、それも、12星座のほぼ同じ角度に位置しなくては、この形は成り得ません。

自然な条件下で、天界の天体のみでこの形が形成されることも考えにくいですし、何かのチャートに、もうひとつのチャートを重ねたとしても、12芒星が出現するのはとても稀なことでしょう。

今回重ねた2つの六芒星にしても、各星座に滞在した天体の度数が違っていれば、ここまで美しく正確な12芒星には成り得なかったのです。

この12芒星を見た時に感じたのは「今回の地震は、地球の新しい時代への幕開けが呼びかけられた2003年のハーモニックコンコーダンスと繋がっている」ことの可能性でした。少なくとも、東北地方太平洋沖地震が起きた瞬間に六芒星が形成された「現代日本」においては、です。

けれど、これは日本に限ったことではないのかもしれません。あの日、2003年の天界のハーモニックコンコーダンスを、次の段階へとシフトさせた日本が、この先の次元への架け橋となっているかもしれないことは、今、世界中から祈りと物質的な援助を送られていることからも、感じられるのです。

今回この国で起こった出来事は凄惨で、多くの犠牲を伴ったあまりにも悲劇的なことであり、同時に強い恐怖心を呼び覚ましました。まだまだ解決していない問題も山積みです。

けれど、一方で、この出来事が、世界をひとつにした、という事実もそこにはあります。

12芒星は、チャートの中に起こる、メインのアスペクトをほとんど内在します。言ってみれば、ホロスコープチャート上に起こる、最も完成度の高い形が12芒星です。

さらに、東日本巨大地震に寄せて。 番外編③ 三浦 "King Kazu" 知良選手と六芒星でも書きましたが、ホロスコープチャートで一番重要なのは、チャートの中心点。

12芒星が起こったということは、チャートに表われたこの中心点に12の星座と天体のエネルギーが起こる、ということです。

12+1=13
13という数字は、スピリチャル界では「次元の上昇」を表す数字です。

これをそのままホロスコープで解説するなら、12星座全てのエネルギーを一身に集めた時、そこには12星座のエネルギーを超えた、新しい可能性が生まれるということになるのです。(インディージョーンズのクリスタルスカル編をご覧になった方は、あの映画のラストのクライマックスシーンが、このことをとても象徴的に描いていたことがお分かりになると思います!)

宇宙の流れに沿っているならば、祈りは必ず叶います。2003年のハーモニックコンコーダンスで宇宙に響いた祈りは、地球の新しい時代へのシフトでした。

もし2003年のハーモニックコンコーダンスの祈りが聞き届けられていたのなら、先日の地震は恐ろしい現実ではありましたが、祈りの実現のために起こった出来事だったのではないでしょうか?

それが、今、東北地方太平洋沖地震をきっかけに「世界中のハートがひとつになった」こと、「原発事故」をきっかけに「世界各国の叡智がひとつになろうとしている」こと等に象徴されているように、わたしには感じられます。