東日本巨大地震に寄せて。 本編 地震の瞬間のホロスコープチャート①

<チャート 2>「現代日本の象徴チャート」

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本編 地震の瞬間のホロスコープチャート①で考察した<チャート 1>は、「東北地方太平洋沖地震の瞬間の東京」のチャートでした。地震が起きた瞬間、東京を中心においた地球の周りで、どの天体がどんな場所にいて、どんな天体と関わっていたのか、を示しています。

<チャート 2>は、わたしが採用している、現代日本を象徴するホロスコープチャート。このチャートに、<チャート 1>を重ねていきます。こうすることで、日本という国が、地震の瞬間の天界の星々からどのような影響を受けたのかがわかるのです。

<チャート 1>「東北地方太平洋沖地震の瞬間の東京」

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<チャート 2>現代日本の象徴チャートの上に、地震が起きた瞬間のチャート<チャート 1>を重ねてみると

<チャート 3>「現代日本の象徴図の、地震の瞬間のトランジットチャート」

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<チャート 3>のようになりました。<チャート 1>×<チャート 2>=<チャート 3>です。

画面中央の印字してあるものが<チャート 2>現代日本の象徴チャート、その外側に手描きで書き込まれているものが、<チャート 1>、つまり地震が起きた瞬間の天界の星々の位置。(このように、元となるチャートの上に、現在進行形の天体図を重ねていく手法をトランジットと呼びます。)

東北地方太平洋沖地震が起きた瞬間の天界の星の配置は、地球上のどこから見ても変わりません。つまり、天界からは星々のエネルギーは平等に地球上に降り注いでいました。(その瞬間、天界からどのようなエネルギーが降り注いでいたのかは『東日本巨大地震に寄せて。 本編 地震の瞬間のホロスコープチャート①』をご参照ください。)

天界からのエネルギーは平等に降り注ぎます。けれど、それを受け取る側の器によって、天界からのエネルギーがどう作用するのか、その反応が変わります。受け取る側の器によって、天界からのエネルギーにも化学反応が起こるのです。今回の場合には、天界のエネルギーを「現代日本」という器がどのように受け止めたのか、ということをチャートが示します。

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<チャート 2>の「現代日本の象徴チャート」も、<チャート 1>の「東北地方太平洋沖地震の瞬間の東京」のチャートも、それぞれ単体で見た時にはさほど、複雑な印象はないのに、その2つを重ねた<チャート 3>では、星と星の位置関係を示す線がいきなり増えて、複雑な印象になっているのが分かります。

これは、天界からの働きかけはシンプルだったのに対し、日本という器が、地震の瞬間の天界からのエネルギーに複雑に反応してた、ということです。

そして<チャート 3>をよく見ると、『本編 地震の瞬間のホロスコープチャート①』で考察した、Tスクエアがたくさんできていることがわかります。

地震の瞬間、天界の星々の配置によってTスクエアがひとつ、形成されていたことは本編 地震の瞬間のホロスコープチャート①でも述べました。

<チャート 3>では、<チャート 1>に描かれているTスクエアの他に3つ、計4つのTスクエアが出現しています。これは、現代日本を象徴しているその瞬間の星々と、地震が起きた瞬間に天界を動いていた現在進行形の星々のコラボレーションの結果として起こりました。

これが、先程『受け取る側の器によって、天界からのエネルギーにも化学反応が起こる』と表現した現象です。

ところで、このTスクエアについては、『本編 地震の瞬間のホロスコープチャート①』
『3つの星が連携して直角二等辺三角形を作った状態です。「覚醒」と「覚醒」が合わさった現象ですから、Tスクエアには、より強い「覚醒」のエネルギーが宿っています。』と説明しました。

そのTスクエアが、地震の瞬間、日本の象徴チャート上に4つも出現したわけです。どれだけの「覚醒」を促されていたことか。

計算式で表記するなら
(「覚醒」x「覚醒」)x4 というような状態です。
喩えて表現するなら
スヌーズ機能付きの強力な目覚まし時計が4つ
といったところでしょうか。

なかなか目が覚めない人ほど、強力な目覚まし時計が必要だったり、目覚まし時計の個数を増やさなくてはならなかったり、という話を耳にします。

地震が起きた瞬間、もしかしたら日本という国も、4つの強力な目覚まし時計が必要な程、深い眠りの中にいたのかもしれません…