立川志の輔師匠の落語会でした。
毎年スタッフとして参加してるのだが、いつもながら楽しい現場です。
一応、落語も聴けるし。
袖からなんで、姿は見えませんが。
毎年毎年、即日完売の公演。
今回も大勢のお客さんがいらっしゃいました。
今回で12回目という事で、お客さんも小屋の状況をわかっていらっしゃる。
まぁ、仕込みも大変なんだけど、駐車場整理も大変。
何せ、ギュウギュウに詰めてもギリギリの駐車場。
もう、地面に引いてある線を無視して詰めないと入りきらないんですわ。
前はね。
なかなか誘導に従ってくれない人なんかもいたんだけど。
今回なんかはさ。
「もう少し寄せたほうがいいですか?」
なんて言ってくださる人もいて。
帰りには
「ご苦労様」
と声をかけてくださる方もいて。
嬉しいかぎりですな。
迎える側が、精一杯の誠意でお迎えするのは当然の事として。
お客さんのマナーっていうか、そういうものも上がっていくと舞台文化の質も上がるからなぁ。
こいうのって、すごく大事な事だと思う。
演者の方が「また来たい」って言ってくれると、これは嬉しい。
商売を抜きにした部分で気に入ってもらえるってのはね。
確かにこの小屋。
小さいんですわ。
そりゃ仕方ない。
元「蔵」だもの。
劇場ではないんですわ。
だから。
集客数も300くらい。
もし既存のホールなんかでやればさ。
800とかは楽に埋まる。
木戸銭だって、もっと上げても売れる。
志の輔だもの。
しかし。
この小屋に愛着を感じてもらえて、お客さんに愛着を感じてもらえて。
だからこそ。
収益を無視した公演が成り立つ。
そうだよなぁ。
師匠のギャラ考えたら、収益率悪いだろうなぁ。
全国を周るらしいが、そのなかでも収益だけみたら最下位クラスなんじゃないかな。
チケット安いし。
集客数少ないし。
でも毎年来てくれる。
来年は13回目だもの。
来てくれるそうだ。
もちろんね。
関係者たちとの友好な関係もあるんだけどさ。
それにしても落語界でも最も忙しい師匠なわけだし。
そういうものがなかったら、わざわざ来ないかもしれないし。
終演後、スタッフさんたちと師匠を交えての食事会。
今までは、こちらからそういう席を遠慮してきた。
全国を周ってるとさ。
そういう席が多いだろうって。
気を使う席が。
疲れてるだろうし。
だったらゆっくり気を使わずに食事できたほうがいいだろうからって。
しかし今回は、ぜひともって事で、食事しました。
師匠自らテーブルを周ってお話を。
そういうプライベートな話も面白いんだよね。
相手の喜ぶツボを知ってるっていうか。
楽しかったですわ。
最後に。
その食事会で一番思った事。
「弟子がよく動く」
そういう教育なんでしょうが。
ものすごいです。
グラスが空いた事がなかったもの。
また。
空になった食事の皿が、そのままって事がなかったもの。
まるでお店の店員のように。
東京から来て、疲れてるだろうに。
弟子ってのは、そういうもんなでしょうけどね。
頭が下がります。
そういう心がけが大事だな。