きんてつ鉄道まつりの見所は展示車両は勿論ですが車掌体験や運転士体験に使用される車両もそうであり、これ等は古参車両が選ばれることも多いので昔ながらの近鉄電車が体感出来る良い機会だと思っています。マスコンとブレーキ弁がそれぞれ独立した運転台は現代の新車には無い電車らしさを感じられ、普段は仕切り窓から見ることしか出来ない場所に入って乗務員体験が出来るのは有り難いことです。

(2026.4.25 撮影)

 まずは車掌体験に使用された車両からです。こちらは2610系X27が抜擢され、パンタグラフも上昇させて通電状態になっていたので生き生きしているように感じられましたが行先表示が「準急 五位堂」になっていたのが面白く、塩浜でこの表示を見るとは思ってもいなかったので驚きました。


(2026.4.25 撮影)

 続いては運転士体験に使用された2430系G39です。留置線の長さの関係から2両編成状態になっており、抜かれた中間M車のモ2459は別の場所で休憩電車になっていました。行先表示は「急行 鳥羽」になっていましたが同編成はトイレ無しの3両固定車であるためこの表示で営業線を走行することは無く、貴重な姿を見せてくれました。
 

 25日(土)と26日(日)の2日間塩浜検修車庫で開催された「きんてつ鉄道まつり」ですが事前に貰っていたパンフレットに1A系が使われていたので「これは展示間違いなしだな」って思い現地入りすると本当にいたので「期待して良かった」って思ってしまいました。しかも現時点で一番新しい1A05だったので嬉しさは非常に大きく、前面に幌の有るク1A105側から撮影出来ることもあって「行って良かった」って思えました。


(2026.4.25 撮影)

 今年の展示車両は1A05のほかモワ24系「はかるくん」と2013系「つどい」、そして入換車(デ32)でしたが入換車の隣に車掌体験に使われた2610系X27がいたため5本並びになり、「凄い並びになったな」って思ってしまいました。更に全編成異なる色だったのでカラフルに見え、これを撮影出来たのは嬉しいことでした。


(2026.4.25 撮影)

 そして今年の展示車両で私が一番の見所だと思った1A05と「つどい」の並びです。前面に幌の有るク1A105と「つどい」が並ぶ姿は滅多に見られるものではないので撮影出来た時の嬉しさは非常に大きく、更に1A05は行先表示の変更も実施していたので「さすが近鉄、ファンサービスには熱心だな」って思ってしまいました。ちなみに私がいた時間帯は「普通 塩浜」でした。
 

 名古屋線系統ではポムポムプリンの絵が入った可愛らしいデザインのラッピング車が2編成活躍しており、白色ベースの2両固定車と黄色ベースの3両固定車がそれぞれ1編成ずつですがこのうち黄色ベースの3両固定車は2050系RC51が充てられており、私は黄ポムと呼んでいます。主に名古屋線の準急と普通電車に充当されますが他の3両固定車と組んで平日朝の名物(!?)である急行6738レに充当されることもあり、これを見ることが出来たら大ラッキーだと思っています。


(2026.4.25 米野にて撮影)

 名古屋線の準急運用に就くRC51です。特急車(ひのとり)の回送入庫があったため低速で通過していきましたが名古屋からの下り列車が無かったため余裕を持って撮影出来、今日は運が良いって思えました。ちなみにこの日はここでもCTY・CNSラッピング車(2000系XT05)が撮影出来たので嬉しさは2倍でした。


(2026.4.25 米野にて撮影)

 撮影した準急は近鉄四日市13:29発の4320レで、津新町12:27発の普通電車1242レから化ける列車ですが四日市での停車時間は3分とそれ程長くなく、五十鈴川12:14発の急行1230レを待避するだけです。この先は桑名で「ひのとり」、近鉄蟹江で名伊乙特急の通過待ちをしますが次の急行には抜かれないので事実上名古屋への先着列車になり、可愛らしい黄ポムが充当される機会があるのが有り難いです。