彼についてのブログは2回目です。

28日の中日新聞に、
今井雅之さんの死に関する記事がありました。

編集委員の方の小さな記事です。
今井さんの死の一カ月ほど前の会見で、
今井さんは、すさまじい抗がん剤の副作用について
語っていたそうです。

「船酔いをしているところに、42℃~43℃のインフルエンザの熱がある感じ」ということでした。

この編集委員さんは、こんな疑問をもったそうです。
「今井さんの場合、抗がん剤治療が不可欠だったのだろうか」

「こんな辛い治療でも、我慢すればあと何年か生きられるという見込みがあったのだろうか。」

結果は癌発見後、約半年の命だったことから、このように思われたのでしょう。発見時に末期だったのなら、同じような時期に亡くなっていたのかもしれません。

けれども、この方も同じ時期に亡くなるにしても、
もっと穏やかな死を迎えられたのではないか、
と考えてみえました。




私もそう思います。
死ぬときに苦しいのは仕方がありません。
けれども、抗がん剤による苦しみは、
使用しなければ体験しなくてすむ苦しみなのです。

医者の進めるままに行うのでなく、
自分でどんな生き方をしたいか。
それを考えて治療をしていくべきだと
思いました。