ずぅ～～っと前から
「大ちゃんが現役引退したら
今ほど必死にアイスショーに行かなくなると思う」と断言し、
実際 ソチ以降のアイスショーラッシュ
（と言えるくらい 結構出てた気がする）にも
ほとんど心が揺れる事なく、
フレンズすら自分ではチケ取りに全く参戦しなかったわたくし。
（その割には D友さんの多大なる努力で3公演も見れる事になり喜んでる
）が、大輔さんと全く無関係に アイスダンス動画を見てると
「あぁ、大ちゃんのスケートが見たい・・・」と
アイスダンサーの足元を見ながら大輔さんを思い出し・・・
うわさに過ぎなかったジェレミーの引退撤回が現実になり
実際にNHK杯にまでINする事態に「あぁ、大ちゃん・・・・
」としみじみし・・・また「あの時の この感じが好きなんだよなぁ」とか思いながら
過去の大輔さんの試合動画を見返すたびに
「あぁ、大ちゃんのスケート・・・
」と むせび泣く日々・・・まぁ、いい加減 禁断症状が出てた訳です。
で、トドメがこの動画。
うｐ主様 お借りします
奇遇にも ぽっかり空いた過酷勤務の隙間の一日。
幸運にも D友さんにお声をかけて頂き 初・東伏見へ。
東伏見への道中、所用があり 実家の母と電話。
全く関係のない話をしてたのに 突然母から
「タカハシくんを最近見てないから 寂しいのよねぇ・・・」
・・・タカハシくんって、誰よ
・・・あっ
髙橋大輔のことですね
そうでした、ダイスキ・タカハシは
最早・どこからどう見ても・花も恥じらう・れっきとしたおばあちゃん世代である
わたくしの母のハートもがっちりと掴んでいるのであった
それにしても まさに全日本以来初のナマ・大輔を拝みに行くその道すがらで
突如・何の脈絡もなく「髙橋くんスキスキ話」が盛り上がるとは
「いやぁ、私 まさに今から大ちゃん拝みに行くんですよ」みたいなところから始まり
「今週は 名古屋で真央ちゃんのショーもあるから行きたかったんだけどねぇ」的に
いろいろと話を展開させてみるが
老婆の口から出てくるのは
「髙橋くんは 他の子とは全然違うのよねぇ
」的 ダイスキ・タカハシへの賞賛ばかりでした
以前から何度も書いてますが
我が家の女子（4人）はフィギュア観戦に関しては相当のキャリアを誇り
（男子の五十嵐さんとか ナマで見てた覚えがある。
女子の渡辺絵美も ナマで応援しててNHK杯で優勝した時は大変感動した）
ジャッジスコアを見れるような 観戦バカはさすがに私ひとりですが
その鑑賞眼に関しては 素人ながらあながち間違ってないと感じております。
-家族の歴史-
「伊藤みどりの出ないオリンピックって なんて盛り上がらないんだ・・・」と
みどりの引退を心底悲しみ、
トービル・ディーンのボレロに衝撃を受け、
ボナリーの試合プロでのバックフリップに仰天し、
長野では ロロ様に狂喜乱舞・岳斗に黄色い声援・ボンクラのフィニッシュ転倒に悲鳴・・・
ソルトレイクでのタケシ・ホンダの戦いっぷりに 猛烈に悔しい思いをし、
最近では バンクーバー後に「キム・ヨナVS浅田真央」で家族バトルが勃発したりもしております。
そんな家族が みんな揃って大好きなのが ダイスキ・タカハシ
メラメラと燃える闘志を胸に秘めながら、闘う場に向かうその姿を
できる事なら いつまでも見ていたい、正直 今でもそう思っております。
が、先日東伏見で見た ひげ・ワイルド・大輔は
あまりにも音と一体となり過ぎてて
そんな事の一切を忘れさせてくれました。
音を目に見える形に具現化する。
そんな 出来そうもない事を現実にできる力を持ったスケーター。
間違いなく ダイスキ・タカハシはその稀有な力を持つスケーターの一人。
「音楽を表現する」と言うよりも 「音と一体となれる」ダイスキ・タカハシ。
あの日・あのリンクで・そんな今さらな事を・今さらながら感じておりました。
久しぶりに見たダイスキ・タカハシのスケートが
あまりにも素敵で なにやらとりとめが尽きません。
ミヤケンプロ的にも ここしばらくの「外連味たっぷり」な感じがなくって
ただただ大輔さんの滑りの美しさが堪能できて
「クライシス」と並ぶスキスキ加減です。
今日はこの辺で・・・
そうそう、
「けれんみ」を「外連味」と書く事を
変換してみて 初めて知りました・・・
幾つになっても 知らない事ってあるんだなぁ・・・・・・・。