【身に纏うもの】

子どもの頃

将来就きたい職業とは?

と、考えた時に

制服のある職業は自分の中では無し。

でした。


毎日決められた服を着て

一日の大半の時間を過ごすなんて

苦痛でしかない、

とその頃の私は感じていたからです。


田舎町に住んでいたので

アパレルショップは限られていて

当時はファッション雑誌を観て

好きなスタイリングを

ファイリングしていました。


好みの服が手に入らず

自分でリメイクして

着てたりしたわけですが

服飾の学校へ進学してから、

ファッション=自己表現

ということを強く感じた訳です。


口数は少なく

表立って何かを発信する感じはなくとも

自身のファッションで

自分をアピールしている人に

たくさん出会いました。


身に纏うもので

相手がどんな方なのかと知る

一つのツール


言葉では伝えられないけれど

私はこういう者です。という、

名刺の役割でもある

ファッション。


それとは逆に

ファッションは鎧にもなり

TPOにふさわしい服装、

制服もそう

普段は着ないけど、

それを身に纏うと

女性らしくなったり、

仕事モードに切り替わったり、

背筋がのびたり、

リラックスしたり...と。


『ひのあたるでは?』

...考えました。

➖個人サロンのセラピスト➖

自分の作りたい

サロンのイメージと

サロンで動く私のイメージ

そしてお客様の印象


それが、当てはまったのが

『割烹着』


今回は作家のちかさん


ぼんやりとしかないイメージから

拾い上げてくださり

カタチにしてくださいました。

様々なパターンの引き出しがないと

できない技術だと思います。

打ち合わせから、

仮縫いと親身になって

どこまでも丁寧に対応してくださいました。


永遠のテーマである

着痩せ、

ガッチリとした体格ゆえの

既製品だと袖丈が短い、

着丈も中途半端...

な部分もクリアに。


これから、

この割烹着もどのように

変化していくのかを

楽しみたいと感じたので

悩みましたが

今回は白のままに。


今月からこの鎧を身に付けて

皆さまをお出迎えしています♡