奇門遁甲の吉格を紹介しております。
今回は天遁と神遁についてです。
天遁
天が隠れて見方をしてくれる、天をも味方に付ける方位。
天盤 丙 地盤 戊 八門 生門の配合
イメージをするのなら天遁＞丙奇得使＞丙奇昇殿
の感じですかね・・・
金運の最高格のひとつですね
。
丙奇得使が実力行使ならば、
天遁は更に運
が加わるのです。
天遁を使用するとアイデアが次々と浮かんできます。
そのアイデアが全て金運
につながります。
新しい人脈ができるとそれは金運をもたらす人々になります。
天遁は全てが金運につながるため、
恋愛をすれば、恋人が仕事先の取引相手なんてことも・・・
また、情報
も活用可能な良い情報ばかりが集まってきます。
勿論その情報は金儲けの話ばかりです。
柔よく剛を制すると言いますが、
天遁は剛よく柔を制するのです。
その為強引さが出てしまいます。
また損得の勘定が強く働くので、
無益な人材とは付き合わなくなるのです。
リーダーとしての力量を備えられる格ですが、
デジタル的な思考に陥りやすく、
古い考えの者や、
情で動く者、
立場が弱い者を排除して、
有益な者だけと付き合っていくような方位なのです。
ワンマンな経営をしてしまうのが天遁の方位なのです
。
神遁
神が隠れて見方をしてくれる方位、コッソリ、神の導きがある方位。
天盤 丙 八門 生門 八神 九天の配合
金運の最高峰
の吉格です。
天遁との違いは、
神遁は対人運
があるということです。
天遁が自分の力で成功を勝ち取って行くのに対し、
神遁は他人の成功が自分の成功につながるのです。
人の為に動くと、それが自分に倍になって戻ってくるのです
。
お裾分けの方位とも言えます。
金運と対人運が良くなる格です。
人との連携が上手くなる、
対人関係が良くなるのが天遁との違いですかね・・・
天遁は自分の目的にそぐわない者を排除していくのですが、
神遁はライバルさえも味方にしていく方位です。
ですから、神遁は恋愛にも使えます
。
神遁の場合も恋愛が金運
につながるような恋になります。
仕事面では、
天遁がワンマンならば、
神遁はチームワークとも言えます。
神遁も天遁もバイタリティーが備わります。
タフな精神と身体を備えることが出来るのです
。
神遁は地盤が決まっておりません。
よって地盤が戊の時には、
天遁＋神遁となります。
また天盤と地盤の組み合わせが悪いと、
下質の神遁となってしまいます。
地盤が甲ならば飛鳥跌穴の神遁となります。
地盤が甲、乙、丁、戊、己、辛、壬の配合が良いです。
下質になる場合は地盤が丙、庚、癸ですかね。
注意が必要な吉格
この神遁
と天遁は、
時と場合によっては凶格に変わります。
これは時間によって現れる凶格で傍格といい、
「やった！神遁だ！」と思って使うと、
実は凶格に変わっていたという厄介なものなのです。
しかも割と頻繁に現れるので、
使用するときは必ず確認をして使わなければならないのです。
時と場合によって凶格に変わる吉格はまだあります。
ぜひ一度遁甲盤をご覧いただきたいです
。
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