私は膵臓癌の疑い
2ヶ月後から抗癌剤治療に入りましょう
という告知を大学病院で受けました
えっ?何故?私
その時に、膵臓癌で亡くなった従兄弟や友人の姿が思い浮かびました
私の子供達、孫達、一緒に暮らしている猫ちゃん、お世話になっている知人の方々
そして、何よりも私のお店に来て下さる皆様のお顔が、本当に走馬灯の様に浮かんでは消え浮かんでは消えました
…
私の実家、菩提寺のお墓、自宅
お店、車…
これらは私にもしもの事があった時、後々誰が引き継ぐのか
等、考えるだけで泣きたい気持ちが湧き出てしまい、当時はどうしていいか分かりませんでした
私は、従兄弟や兄が癌や白血病になったりしていましたので、毎年必ず膵肝、脳、胸部の検査は欠かしませんでした
ただ、告知を受けました前の年は忙しくて検査が受けられず、二年後に受けたMRIの検査結果、膵臓の尾部に腫瘍あり
だったのです
でも、血液検査結果は、血液は綺麗で腫瘍マーカー検査結果は陰性でした
大学病院では、三種類程の抗癌剤治療法を説明して下さりましたが
抗癌剤治療中に従兄弟が急に亡くなってしまった事もありましたので、治療はしないと伝えました
その時に自分で調べてみましたら
もし私が膵癌でしたら、丁度ステージ1Bくらいな感じでした
でも何度血液検査をしても血液は綺麗で癌反応も出ていない
私の親先生の医学気功師
沈再文先生に診て頂きましたら、
癌ではありません
と、笑顔で即答して下さりました
では、私の膵臓の尻尾にある腫瘍は何?
となりました
調べに調べましたら、ストレス、睡眠不足が原因の自己免疫性膵炎だという事が分かったのです
それからは、いつもより1時間早く寝るようにして、無理に自宅に仕事を持ち帰り、深夜まで鑑定や遠隔をするのをやめました
その合間には検査入院
膵臓の細胞を取り病理検査を二回行いましたが全て陰性
不安は拭えず、揺れる心で子供達に連絡をしました時も、次回の診察の時に一緒に付いて行くからねと優しい言葉をかけてくれ、娘二人はずっと私に付き添ってくれました
そこでフッと我に返ったのです
私も医学気功師です
体の中の負は、自分で治そうと思いました
とにかく、癌反応は無い
これが私に勇気を与えてくれました
お友達は、私の体の回復に願いを込めて絵馬に膵臓の絵を描いて下さりました
その膵臓の絵には膵君という名前を付けました
私は一人暮しなので、もし自分に何かありましたら子供達に迷惑をかけてしまいます
ただ、そんな事は考えずに
健康な膵臓に戻そうと思いました
その間の診察結果も、やはり膵管が蛇行してる、太い、断絶してる
やはり癌の可能性が高い
と先生に言われましたが、いつも膵臓の場所に手を当てて、膵君
大丈夫だからねと話しかけていました
そして告知を受けてから約三年後の先日、大学病院で受けましたMRIの検査結果
膵臓癌ではありません
という診断を頂きました
神様御仏から、また新しい人生を頂けたと感じました
心と身体にずっと付いていた
負の塊がスルリと滑り落ちていきました…
今回の学びは
自分の弱さでした
体は健康であるのに、不安な画像を観て、不安な言葉を耳から聞き
朽ちていく自分の姿を勝手に作り上げ、更なる不安を重ねてしまいました
自分が不安な分
いつも働いてくれている体の臓器達もきっと不安なホルモンで包んでしまっていたと思います
これからは、健康で動いてくれる体の全てに感謝をして、よく睡眠を取り、頂く食材も考えて行きます
私の体を心配して下さり
毎月身体に良い食事を届けて下さった方もおられます
重いのに、いつもいつも笑顔で
食べようねと持って来て下さります
そのお優しさに胸打たれた事が何度もありました
そしてその度に、私は病気に負けている場合ではないと自分に言い聞かせて来ました
改めてお礼を申し上げます
本当にありがとうございました
この三年間で気づいた自分の弱さ
しっかり克服出来ました
皆様、本当にありがとうございました
膵君、ありがとうね
これからも宜しくね

