2012年台湾・台北自転車ショーに行ってきました。
3年ぶり、4回目の訪問となります。
以前はなんとなく自転車ブースを見学していたわけですが、今回は大きな目的がありました。
それは、当社の従来からの取引先HYDRAPK社と私自身が昨年受講した、バイクフィッティングのアメリカ・RETULのスタッフ達がブースを出展するというのです。RETUL側からの招待があり、今回打ち合わせを兼ねて行きました。
今まではアメリカの展示会であるInterbikeまで出かけて両社と意見交換したりしてたのですが、台北だとやはり近く、時差が少ないため打ち合わせでも良く頭が回りました(笑)

RETUL というバイクフィッティングは身体の関節部分にLEDを電極を取り付け、その発光体を専用の3Dモーションキャプチャーで撮影しパソコンとその専用ソフト を使用して、ペダリング中の動きを動的に素早く(約15秒)解析し、図解表として結果が出力される世界で最も進んだバイクフィッティング『ツール』です。 今年は Radioshack Nissan Trek とGarminが公式採用しています。Team Skyはすでに採用しています。
さまざまなバイクフィッティン グ理論に対応し、当然私自身もサンメリットBIKE FITスタジオではBIKE FIT SYSTEMSフィッティング理論をこのRETUL機器を使用しています。足のカント調節補正器具BIKE FIT『クリートウェッジ』の効果もレーザー機器の併用でより良くわかり、便利な機器です。

ペダリングの基礎となる脚の動きに強いBIKE FIT SYSTEMS、動きやすいフォームを考慮して動的で上半身のポジショニングに強いRETULといったところでしょうか? 

アメリカでも両フィッティングスクールは優秀な指導者がおり、特に人気があります。


会場のRETULブースでMat Steinmetz氏と再会し、また打ち合わせを行いました。

詳しい内容はお伝えできませんが、この秋来日して同氏による RETUL Universityを開催したいとの事です。楽しみですね。
RETUL Universityについてはシクロワイアードの記事を参考にしてください。

Mat Steinmetz氏と私
Matさんは私の講師でもあり、代表的なところではRadioShack Nissan Trek のシュレック兄弟、Garminのダニエルソン(ブース背景の写真)、
トライアスリートのアレクサンダーのフィッティングを担当しています。
今回も
フィッティングやプロツアーレースや、トップトライアスリートの表に出ないような貴重な情報をいろいろ教えて頂きました。


RETULのブースでRETULデモを行っていたWinston Tamさん。
今回初めてお会いしたのですが、なんとカナダ・トロント市出身で5カ月前に台湾に帰化したそうです。
台北でバイクフィッティングのビジネスを行いたいと抱負を語ってました。
私もカナダでの学生時代はレースに挑んでいたので、同じオンタリオ州でのそんな話や昔話でしばしの間話し込んでしまいました。
良い友達ができました。近々BIKE FIT SYSTEMS、SICI、Slowtwichといったバイクフィッティングスクールを受講して、さらに知識をつけたいと話してました。

そんなこんなで短い2泊3日の滞在でしたが、大変良い出張旅行でした。 雨を除いては・・・
株式会社サンメリット
伏見 真希門(ふしみ まきと)
米国BIKE FIT SYSTEMS社公認プロバイクフィットインストラクター
米国RETUL公認プロバイクフィッター
バイクフィット日本オフィシャルwebサイト