一昨日(4月1日)、例年のごとく、新年度スタートということで、半期ごとに、会社でのオールスタッフ会議が、六本木で行われました。
グループ会社からは幹部の一部の参加なので、250名くらいでしたが、事業環境の厳しい中、経営方針を語らねばならない私としては、どうしても、厳しく暗い話になりがちで、なんとか最後の締めくらいは、希望を持てるような言葉で終えたいと思っていました。
実は、1年前の2009年4月1日の会社のオールスタッフ会議の時は、"Some say love it is a river "という歌いだしのベット・ミドラーの1979年の名曲「The Rose」を、会社の状況に合わせ、替え歌で、説明資料を作り、最後に、「The Rose」の曲をかけました。
というのは、2009年3月19日、21日に、ビルボードライブ福岡、大阪に、ヒナタカコさんは出演したのですが、その時に、この「The Rose」を熱唱しました。私は、この時のことが感動が忘れられず、オールスタッフ会議の時も、その興奮が続いていたため、その世界のまま、説明に入っていました。そして最後には、ヒナタカコさんが歌った「The Rose」の録音音源をそのまま、会場で控えめに流してしまいました。
いろんなセッションライブで、いろんなカバーをする機会もヒナタカコさんは増えてきましたが、私は、このベット・ミドラーの「The Rose」は、とてもヒナタカコさんの声や歌唱にぴったりであり、ヒナタカコさんの魅力を引き立てるのに、適した曲だと思っています。
それにしても、この曲そのものも、メロディが素晴らしく心が震わされますが、また歌詞も素敵です。ベット・ミドラー の主演映画『THE ROSE』での熱演/熱唱もとてもインパクトが強い優れた作品だとおもいます。
素敵な言葉でいっぱいのこの曲から、私は、いろいろ大変なことが多いけれど、縮こまっていただけではだめだという自戒もこめて、先日のオールスタッフ会議では、再び、「The Rose」の歌詞の中盤の一部を引用させてもらいました。
”傷つくことを恐れる心では、楽しく舞うことができない。夢から覚めることを恐れていては、チャンスをつかむことができない。奪われることを拒む臆病者は、与える優しさを知ることがない。死を恐れていては、生きることの意味を学べない ”