3月21日(日)の福井県坂井市丸岡町竹田地区の竹田小学校・丸岡中学竹田分校休校式イベントの翌日(3月22日)は、福井県敦賀市のあいあいプラザ大ホールで、「ハイチ支援チャリティーコンサート」が開かれました。
先のスタッフブログでも述べていますが、この日のコンサートは、河瀬・敦賀市長が参加する敦賀ベンチャーズさん、ヒナタカコさんが、それぞれ演奏後、最後にヒナタカコ&敦賀ベンチャーズのセッションが行われました。
敦賀市長が参加する敦賀ベンチャーズの演奏は、多くの人が聞いたことがあるザ・ベンチャーズの曲だけでなく、よく知られた曲のカバー演奏をされて、とても心地よく音楽を楽しめたと思います。個人的にも、ザ・ベンチャーズの音楽によく触れていた世代の私としては、とても楽しかったです。
なかでも、私が大好きだった「二人の銀座」(和泉雅子・山内賢)は、懐かしかったです。この曲以外でも、私は、渚ゆう子さんの「京都の恋」や「京都慕情」といったベンチャーズ歌謡が、小学生でしたが、とても大好きでした。以前から、渚ゆう子さんの曲を、ヒナタカコさんが歌ったらとてもまた味があるものになるだろうと思っていたので、いつか、また別の機会に、敦賀ベンチャーズの演奏で、ヒナタカコさんに歌ってもらえたらと思いました。
ちなみに、ヒナタカコさんは、「二人の銀座」や渚ゆう子さんの曲は知らないようでしたが、ザ・ベンチャーズ歌謡でもある「雨の御堂筋」は大好きな曲だそうです。
◆敦賀ベンチャーズの演奏
敦賀ベンチャーズの演奏の後は、演奏を終えた河瀬・敦賀市長が、ヒナタカコさんの紹介をしてステージに呼び込み、ヒナタカコさんのステージが始まりました。3月14日の鯖江市文化センターでのライブから完全復調となったヒナタカコさんのライブは、良かったです。
ただ、2年前に初めて出会ってから、ヒナタカコさんのライブをほとんど欠かさず見てきた私にとって、今回のライブは、初めて、ほとんど、ステージのヒナタカコさんを見ていませんでした。もちろん、音はしっかり聞いていましたが。
というのは、以前にもスタッフブログで書きましたが、今回のライブは、聴覚障害者の方々を招待していて手話で、MCだけでなく、ヒナタカコさんの唄(歌詞)も伝えられ、私は、この手話通訳に見とれてしまい、ずっと記録用のビデオカメラも、ずっと手話通訳の方をアップで撮り続けていたからです。
ヒナタカコさんもびっくりするくらい、ほとんどヒナタカコさんが映っておらず、手話通訳ライブのビデオカメラ映像を、後日、ヒナタカコさんに手渡すことになりますが、ヒナタカコさんも、きっと、自分の曲が、どのように表現されていたのかを完全に見たいはずで、今回のビデオカメラ映像については、ふくれずに喜んでくれるはず。
今年1月10日の福井県三国市での「ふくしのつどい」ライブでは、ヒナタカコさんのMCや司会紹介には手話通訳が入りましたが、ヒナタカコさんのライブ演奏に手話通訳が入るのは、今回が初めてとなりましたが、ヒナタカコさんのそれぞれの曲が、感情豊かに手話で表現されるのを見て、とても感動しました。「碁盤の女(め)」や「時雨通り」などは、どのように手話で表現されるのだろうか?と、始まる前から楽しみにしていましたが、とても素敵でした。
「街」や「春の花」の手話表現も、素晴らしかったです。「秘めて放たじ」に至っては、その歌詞の内容と手話表現ぶりが余りにしっくりと合致して、とても感動的で、芸術作品を味わっている気分でした。
実は、私はリハーサルの時に、二人の手話通訳の方が練習をされているのを、かいま見て、あまりに素敵だったので、思わず、じっと見とれてしまい、そのあと、すぐにご挨拶をかねて、お話をさせていただきました。そうしたら、お二人とも、ヒナタカコさんの曲を大変気に入っていただいており、しっかり感情こめて丁寧に伝えようという感じだったので、とても気持ちが良くなりました。
最後は、ヒナタカコさんと敦賀ベンチャーズさんによるセッションで、「上を向いて歩こう」と「we are the world」の日本語訳詞の2曲の演奏でした。ヒナタカコさんのカバー曲の歌唱も、いつもいろいろと楽しめます。
このときは、ヒナタカコさんのオリジナル曲がどう手話表現されるのかを観賞したいということではなかったので、手話通訳の方のビデオ撮影は取りやめて、セッションを私自身もじっくり鑑賞することができました。
この日は、物販・サイン会もなく、早めに会場を撤収して、敦賀市内の別会場で出演アーティスト等の関係者の打ち上げがありました。ヒナタカコさんも、キーボードを積んで車で三国まで知人の方に送ってもらわねばならず、また、私も、この日のうちに、東京に戻らねばならなかったので、早めにライブイベント会場を後にし、急ぎ、打ち上げ会場に向かいました。
敦賀市長をはじめ、敦賀ベンチャーズの皆さんは、とても音楽を愛すると同時に、話も楽しくて、私は予定がなければ、ゆっくり食事と話を楽しみたかったのですが、ヒナタカコさんたちを置いて、一足先に、午後6時過ぎには敦賀を発ち、鯖江に帰って、最終列車で東京に戻りました。
この日は、ヒナタカコさんにとって、敦賀市でのライブイベント出演は、昨年10月24日のきらめきみなと館、昨年12月12日の勝木書店SuperKaBos敦賀店でのインストアライブに次いで、ここ半年で3回目となりましたが、今後も、機会があれば、是非、敦賀市でのいろんなライブイベントに出演していきたいと思っています。次は、ライブ終了後、敦賀で、もう少しゆっくりできるといいですが。