今日(3月20日)は、福井県坂井市丸岡町竹田地区の竹田小学校・丸岡中学竹田分校の体育館で開かれた休公式イベントの前日リハーサル(その模様の関するスタッフブログ記事)を終え、その後は、私の車にヒナタカコさんが乗り、福井県北部の坂井市丸岡町から、福井県南西部の小浜市まで、約2時間かけて移動しました。
どうして、翌日午前からの坂井市丸岡町竹田地区での休校式イベント本番を控えながら、前日リハーサルを終えた後、片道2時間もかけて福井県小浜市まで車で夕方出かけたかというと、以前のスタッフブログに書いた通り、福井県立若狭高等学校(福井県小浜市)の演劇部の皆さんが、創作劇で「ゆく時に(ヒナタカコさんの音楽に乗せて)」を演劇部合同公演で上演すると知ったからです。
この公演は、竹田地区の休校式と同じ、明日の3月21日(日)、越前市文化センター中ホール(福井県越前市高瀬2丁目3-3)にて、平成21年度丹南地区高等学校演劇部合同公演が開かれ、そこに、若狭高校演劇部が上演参加するため、上演後ではなく、その上演前日の最後の通し稽古を拝見させてもらいたいと思ったので、今日、小浜市の若狭高校を訪ねたということです。
竹田地区を当初の予定より約1時間弱遅く発つことになってしまい、予定到着時刻の夕方5時を45分程度も過ぎて小浜市の若狭高校に到着したのですが、創作劇を作られた演劇部顧問の芝田先生と演劇部部長さんがずっと校門のところで待っていただいておりました。
ヒナタカコさんとともに、私も、若狭高校演劇部の皆さんの創作劇を拝見したのですが、とにかく感動ものでした。約1時間弱の劇でしたが、ヒナタカコさんも完全に見入ってしまい、劇の世界に入り込んでいました。
前のスタッフブログにも書きましたが、今年1月3日に、福井市のショッピングセンター「エルパ」にて、ヒナタカコさんのアルバム発売記念インストアライブを行いましたが、この時に、ライブを見てCD「花筐-ハナガタミ-」をご購入いただいた方に、若狭高校の演劇部顧問の教員の方がおられ、ヒナタカコさんの歌を聞いて、創作劇のイメージが一気に浮かび、脚本を完成させておられます。
ベースとなっているのは、「去れば去れ」で、他にも劇中に、ヒナタカコさんの「秘めて放たじ」や「月」「春の花」などの楽曲が効果的に使用されています。脚本が素晴らしい上に、演劇部の皆さんの演技が本当に上手くてヒナタカコさん共々びっくりして帰りの車の中でも、この日の感動の話ばかりとなりました。
芝田先生もすごくて、よく短期間で素晴らしい脚本を作って約3週間の練習で、ここまで生徒さんたちを指導してこられたと驚きました。3月21日の合同公演での本番の様子は、のちほどビデオで拝見させていただく予定ですが、とても楽しみです。
脚本、演技と、本当に創作表現の楽しさを感じましたし、その上、生徒の皆さんが、とても感じがよく、ヒナタカコさんも本当に生徒の皆さんに会えて良かったとつくづく思っていました。自分の曲が広がっていくこと、自分が音楽活動をしていくことで、こんなにもいろんな人の心に入り、人の気持ちの支えになっていることを、ヒナタカコさんは強く深く感じた時間となったはずです。アーティストとして、とても幸せな気分になったはずです。
ヒナタカコさんに、自分の曲が良い形で広がっていき、いろんな表現に形を変えていっているところを見てもらいたい、また、ヒナタカコさんの曲に感動し、そこから創作表現が生まれ、ヒナタカコさんの曲の世界から生まれた創作劇を練習をしてきた演劇部の皆さんと、ヒナタカコさんが直接会って言葉を交わしあった方がヒナタカコさんにとっても、演劇部の皆さんにとっても良い結果となろうと思っていましたが、予想以上に、お互いにとって、この日の初出会いは素晴らしいものになったようです。
この日は、時間も遅く、演劇部の皆さんもヒナタカコさんも翌日、大事なステージを控えているので、あまりゆっくりとした時間は持てなかったですが、是非、また別の機会に、今後とも、この若狭高校演劇部の方々とは引き続き交流を続けたいと思いました。
本当に、演劇部の生徒の皆さんも輝いていてステキでした。男子部員がたった一人しかいないようなので、私自身が加わって、この素敵な人たちと、一緒に活動をしたいを思ったくらいです。
ヒナタカコさんの楽曲が劇中にも使用されている、この劇の初公演が、3月21日に、福井県越前市で行われますが、入場無料で一般の方も入場できるので、是非、ご都合のつく方はご覧いただきたいと思います。
福井県小浜市の若狭高校を午後7時過ぎに出て、北陸自動車道の鯖江インターチェンジに午後9時前には到着。ここで三国から出迎えに来られたヒナタカコさんのお父さんに、ヒナタカコさんを託して私は鯖江の実家に帰りました。
早朝、東京から新幹線で帰り、福井県北部の小中学校の体育館から、福井県南西部の高校の体育館までと、今日も、長い一日でしたが、いい経験ができました。