昨日(12月12日)夕方、福井県敦賀市の勝木書店SuperKaBos敦賀店でのヒナタカコ2ndアルバム「花筐 -ハナガタミ-」リリース記念インストアライブを終えた後、次に向かった先は、福井県坂井市丸岡町高瀬にある福井県坂井市立丸岡南中学校。
敦賀を遅れて発った私は、1人、北陸自動車道の敦賀インターチェンジから北陸自動車道を北上し、実家の近くの鯖江インターチェンジを越して丸岡インターチェンジで降り、目的地の丸岡南中学校に午後7時頃到着しましたが、ヒナタカコさんは福井市新田塚のスタジオに寄り、機材・楽器を下ろし、ヒナタカコさん自身の運転する車に乗り換え、遅れて夜の7時半頃、1人で丸岡南中学校に到着。
ヒナタカコさんも私も、2006年4月に新設開校したばかりの中学校に、真っ暗な夜に訪れたことには当然、訳があります。斬新な運営で注目を浴びているこの新しい中学校の施設見学をしながら、ヒナタカコさんは一つ一つに声をあげてびっくりしていましたが、施設見学が主目的ではありません。ここで、ヒナタカコさんと私は、丸岡南中学校の美術担当の牧井先生と、中学生アートとの交流コラボ企画について打ち合わせがあったからです。
その企画とは、丸岡南中学校の希望者の生徒たちにヒナタカコさんの歌を聴いてイメージしたことを絵やメッセージに表してもらい、その作品を、来年1月16日にハートピア春江のホールで開催される「ヒナタカコ2ndアルバム「花筐-ハナガタミ-」リリース記念ワンマンライブ」の時に展示し、ライブ入場者の方々にも鑑賞いただくというものです。
既に企画が着々と進んでおり、丸岡南中学の美術部と美術係の生徒さんたちが企画を手伝ってくれていて、クラスでの説明会や昼休みに校内の多目的ホールでのヒナタカコ音楽鑑賞会も終わり、冬休み期間の12月28日(月)午前、丸岡南中学校の音楽室と美術室にて、丸岡南中学校の参加希望生徒たちとともに、「ヒナタカコ音楽室ミニライブ&中学生アート」が開催されることになっています。
もちろん、12月28日のイベントは、一般非公開で丸岡南中学生の希望者限定のものですが、コラボ作品の展示をはじめ、中学生とのいろいろなコラボ企画で、1月16日のハートピア春江のワンマンライブ会場を飾る予定をしていますので、多くの方に、ハートピア春江のヒナタカコワンマンライブに来ていただき、この新しい取り組みの様子を見ていただければと思っています。
ヒナタカコさんの三国中学での恩師でありヒナタカコさんの熱心な応援者であり、教育者としても熱い気持ちを持った牧井先生の熱情で、このヒナタカコの音楽世界と中学生との交流・アートとのコラボ企画が、どんどん有意義な形で企画が膨らんでいき、私としても、とてもわくわくと楽しみな気持ちです。
この企画も、ずいぶんと前から話し合って準備されてきたものではなく、ついこの前、2ndアルバムリリースされ、アルバムリリース記念ライブツアーが始まる最初の3連休前の11月20日に、牧井先生に私から相談を持ちかけたばかりでした。それが、この日、初めて丸岡南中学を訪れ、ここまで企画(他にも面白い中学生とのコラボがあり)が膨らみ準備がしっかり進んでいることを知って、とても驚くと同時に大変有難く、地道ながらも広がりとつながりが持てていける新しい音楽活動をヒナタカコさんとともに志向してきて良かったと嬉しくなりました。
ヒナタカコさんの考え・志向も私はかなりわかっているつもりですし、私たちの価値観はかなり近いので、何でも相談し話し合っていますが、ヒナタカコさんの意向確認の上で先月20日に牧井先生に連絡したばかりの最初の相談メール内容の一部を、参考までに以下抜粋紹介します。
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牧井先生
ご無沙汰いたしております。この件(中学校での生徒へのライブ企画)について、ご相談させていただきたくお願いします。体育館などで全校生徒を集めて大々的な学校行事とするより、こじんまりとしたものでも交流のある、音楽の世界を広げれるような企画を実現したいと思っております。
具体的には、牧井先生の美術のクラスや美術部の生徒、音楽部の生徒など、ヒナタカコさんのCD収録曲を聞いてもらい、1曲、自分が感じた曲を、曲を聞いて感じたものを絵に描いてもらいたいのです。そして来年1月に、ヒナタカコの来校を心待ちにするような一部の生徒たち(10人でも30人でもいいので)と一緒に音楽室などで、ヒナタカコの歌・演奏もあり、生徒たちと絵を見ながらヒナタカコさんと交流をしてほしいのです。
そして、1月16日にハートピア春江でヒナタカコさんのワンマンライブがあるので、書いてもらった生徒たちの絵を、ハートピア春江のホワイエに飾り、ヒナタカコさんのライブを見に来られた方々にも見てもらいたいのです。
また書いてもらった生徒たちの中から数名、行ける人はワンマンライブに招待したいと思います。(子供たちにヒナタカコさんとの交流・ふれあいを通じ豊かな感性を高めてもらうと同時に、得難くいつまでも記憶に残る思い出を生徒たちに残したい)
このようなことを考えている背景としては、音楽のもつ広がり、力というものを絵という表現で表したい。ヒナタカコさんの音楽は絵画的な感じがするので絵とのコラボをしてみたい。子供たちにどういう風に曲が伝わっているのかということを絵を通じて見てみたい。子供たちに音楽と絵とできれば国語の連動で豊かな感性を広げてほしい。ヒナタカコさんの考える音楽活動の在り方をいろんな企画で形にしていきたい。外部の人(ワンマンライブの来場者など)にも音楽活動の多様性とか子供たちとのいろんな交流を示してみたいなどです。
(以下、省略)
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◆斬新なデザイン企画の丸岡南中学校
(写真撮り忘れ、夜中の真っ暗な学校の外部写真しか撮れず、全く何かわかりませんね。)