「おねえちゃんだから」「おねえちゃんなのに」「おねえちゃんなんだから」と言われ続け、「はやく大人になってわたしを助けてほしい」と母に願われた幼少期。
「どうせ、無理に決まってる」「そんなの、無理に決まってる」と可能性の限界を決められ、挑戦することさえ許されなかった小学生時代。
中学生のとき、いじめにあった。勇気を出して、母に相談したら、「どうせ、あなたが悪いんでしょ」と言われた。
そのとき、わたしは決めた。
「もう誰にも頼らない。ひとりで頑張る。」
高校生のとき、突然、父から無視されるようになった。
母に伝えると、「お父さんは、あなたのことが嫌いって言ってたよ。」と言われた。
この家に、わたしの味方はいない。
そう、確信した。
本当に居心地の悪い家だった。
心が休まるときはなく、いつだって、両親の顔色を気にしなければならなかった。
家に帰りたくなくて、家族に出会いたくなくて、高校生時代はバイトに明け暮れ、みんなが寝静まってから帰宅する日々だった。
長い間、わたしは自分を疑い、否定し続けて生きてきた。
何かあれば「自分が悪い」と思い、ちゃんとできていない自分を責め続けた。
そこから、わたしの長い長い暗黒期(笑)
人のために全てを尽くして、自分の存在価値を必死に見出そうとした。
結局、何年経っても、満たされることはなかった。
でも、わたしの人生は大きく変わった。
息子と出会ってから。
息子はわたしを疑わなかったし、責めなかった。
どんな状態のわたしも無条件に愛してくれた。
こんな人は、初めてだった。
息子と過ごす時間の中で、わたしは肯定され、傷は癒され、穴も埋められて行った。
それは、初めて知る感覚だった。
わたしは、守られない子どもだった。
でも、わたしが息子を守ることで、その事実が、わたしの人生、わたし自身を肯定に変えて行った。
息子が生まれてからの時間は、息子とわたしが一緒に育った時間。