趣味のひとつで作詞活動しています。その中で今回ご紹介する歌詞は脳腫瘍と闘病された坂野 春香さんをモデルにさせて頂き完成した歌詞です。
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PURE
作詞Hinata
作詞モデル 坂野 春香さん

YouTubeで脳腫瘍と闘う坂野さんの動画を拝見し、その内容にとても感激し、また生きる勇気をもらいました。


手術される前に坂野さんが家族に残したメッセージがあります。その中でとても胸に響いた言葉がありました。
「不幸とは幸せだと気付かないこと。敗北を認め大いに楽しむこと。どんなところにも美しいものはある。それこそが運命。」

また動画の中で印象に残った言葉がありまして、病気に苦しみ「死にたい」と口にするようになった坂野さんが、シュークリームをひと口食べた時に「美味しい。生きてる価値が見いだせた」と涙を零しながら話されました。
その様子を見た時にありふれた幸せとは身近にあること、そしてそれに気づけないから辛いのだと思いました。ゴルゴ松本さんの言葉で「辛いって字に一本足せば幸せになる」という名言があります。その一本が身近にあるということ、そしてそれを忘れず探そうとすること、それこそが生きるという事ではないでしょうか。

坂野 春香さんのご逝去の報に接し謹んでお悔やみ申し上げます。僕は坂野さんの生きた18年間を、そして残してくださった暖かい言葉たちを自分の人生に刻み、常に心は共にあると信じて生きていきたいと思っております。心からご冥福をお祈り致します。

いつか世界中の苦しみや悲しみが完全に消え去ることがなかったとしても、少しでも笑顔になれる瞬間が溢れていますように。
そして、誰もが幸せになれますように。

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1.この広い世界のどこかで 今も悲しみと向き合ってる人がいる
僕は代わりに乗り越えてあげられないけど 今その声を受け止めてみたい

どんなに生きたいと願っても 突きつけられた現実に生きられない
やるせない思いを積み重ねて 消え去りたいと思ってしまう事

流らふ(う)人生を生きる中で 不幸せな事が辛いのではなく
幸せになろうとする事が 辛いことなのかもしれない
いつの日か流した涙が希望に変わり 誰かの心を支えて 俯くことなく素直に生きていけるような笑顔が この世界中に広がりますように

2.この広い地球の小さな街で 僕が普通に生きられてるということ
それは当たり前じゃないから なにかここですべきことがあるのかもしれない

素直に生きようとすればするほど 自分を誤魔化しているだけで 前を向いてただ生きていけるような力が手に入る訳じゃない
優しい言葉も誰かにとっては傷になってしまう どうして人は平等に生きられないのだろう

人生が変わったあの日 いつしか出来ないことばかり数えて 自分の存在意義を見失っていた
絶望に膝をついたとしても 生きる理由だけは見失いたくない
いつか誰もが悲しまない世界になったら そこに本当の幸せがあるのかな 
あなたの強く生き抜く姿は 間違いなく僕らの目に映ってる

今生きるか死ぬかの選択を迫られ 人生の残酷さを思い知る
そんな暗闇の中 灯っているその命が 今を生きた証を残せる大切なもの
この胸に確かに響いた あなたの生き抜く姿を 僕は誰かに伝えたい 

終わりの見えないこの人生を 誰しもが奇跡の中歩いてる
目に映るものだけが全てじゃないから きっと成功だけが生きることじゃない
心から願う いつまでも笑っていられるように…
どんな所にも美しいものはある この命がある限り

"不幸とは幸せだと気づかないこと…" 響け愛の言葉