千秋楽おめでとうございます、と言いつつ、
そして、お弁当。
休憩中に座席で食べることもできますが、やや狭いため、
もう今日で公演が終わってしまうのかと思うと
寂しいものです。
また次の新しい演目を楽しみに待つという気持ちもありますが。
さて、一ヶ月ほど前になりますが、
文楽の千秋楽へ行ってまいりました。
駅から近いです。
仮名手本忠臣蔵は、皆さまおなじみの忠臣蔵を題材としています。
物語としては、まさに、あの忠臣蔵なのですが、
登場人物の名前は変更してあり、
吉良上野介が高師直、
浅野内匠頭が塩谷判官、
大石内蔵助が大星由良之助
といった感じです。
たしか、歌舞伎と同じですよね。
そうした社会のニュースをもじった、
風刺したお芝居を見るのが
当時の大衆の娯楽だったわけです。
まるで忍者屋敷のように、くるりんぱと翻り、
謡と三味線の方が出てきます。
文楽の中身は、写真を出せないので、
空間の雰囲気だけ。
忠臣蔵のストーリーなので、楽しく拝見できました。
また、文楽人形の動きが見事で、
細かい動きやしぐさが本当の人が演じているように見えるんですよ。
切腹の場面では、客席もしぃんと静まり返って、
みんなが集中して観ておられました。
すごかった〜。
人形により、1人で動かすのと、3人で動かすのがあるんですね。
あと、人形使いの方でも、地位が高い人は顔を出せるという。
まだまだ文楽初心者な私は、
途中、記憶が飛んでしまったのですが(^◇^;)
また他の段も見たいなぁと思いました。
休憩中に座席で食べることもできますが、やや狭いため、
客席から出た広間で食べるのがオススメです。
椅子がまあまあありますので、