千秋楽おめでとうございます、と言いつつ、
もう今日で公演が終わってしまうのかと思うと
寂しいものです。

また次の新しい演目を楽しみに待つという気持ちもありますが。

さて、一ヶ月ほど前になりますが、
文楽の千秋楽へ行ってまいりました。
場所は、大阪の日本橋。
駅から近いです。

国立文楽劇場は、大阪にあるんですよー。
なかなか立派な建物です。
今回の演目の絵が飾ってありました。
私が観たのは、仮名手本忠臣蔵です。
今回は、大序より四段目まで。

仮名手本忠臣蔵は、皆さまおなじみの忠臣蔵を題材としています。
物語としては、まさに、あの忠臣蔵なのですが、
登場人物の名前は変更してあり、
吉良上野介が高師直、
浅野内匠頭が塩谷判官、
大石内蔵助が大星由良之助
といった感じです。

たしか、歌舞伎と同じですよね。

そうした社会のニュースをもじった、
風刺したお芝居を見るのが
当時の大衆の娯楽だったわけです。

さて、国立文楽劇場。
文楽劇場の中は、開演までは撮れました。
この茶色い壁が、
まるで忍者屋敷のように、くるりんぱと翻り、
謡と三味線の方が出てきます。
国立文楽劇場が開場35周年ということで、
開演前には、歴代の緞帳のご紹介がありました。
綺麗ですねー。
なかなか一堂に見られることはないので、貴重でした。
文楽の中身は、写真を出せないので、
空間の雰囲気だけ。

忠臣蔵のストーリーなので、楽しく拝見できました。
また、文楽人形の動きが見事で、
細かい動きやしぐさが本当の人が演じているように見えるんですよ。

切腹の場面では、客席もしぃんと静まり返って、
みんなが集中して観ておられました。
すごかった〜。

人形により、1人で動かすのと、3人で動かすのがあるんですね。
あと、人形使いの方でも、地位が高い人は顔を出せるという。

まだまだ文楽初心者な私は、
途中、記憶が飛んでしまったのですが(^◇^;)
また他の段も見たいなぁと思いました。

そして、お弁当。
休憩中に座席で食べることもできますが、やや狭いため、
客席から出た広間で食べるのがオススメです。
椅子がまあまあありますので、
開演前や休憩時間に食べます。
文らく弁当の中身は、
ごま塩ごはん、天ぷら、炊き合わせ、なます。

お弁当は、劇場売店にて購入可能で、
豆腐料理でおなじみの『梅の花』が作っているみたいです。
見た目も華やかな、お寿司。
えび、鮭、玉子、鯛、鯖など色とりどり。
目にも楽しく、味も楽しめて、美味しかったです。
また、次の段も観に行かなくては。

あ、ちなみに、
忠臣蔵は、宝塚歌劇の雪組公演、
杜けあきさん主演の公演にて知りました。
すべて歴史は宝塚歌劇より学んでいます(笑)

ではでは(o^^o)