二回目の幕間は30分。
ここで、予約したお弁当を取りに行きます。
猛ダッシュで階段を降りて、一旦、松竹座を出て、お隣の『はり重』へ。
そして、再び、階段を駆け上がり、自分の席へ戻ります。
再入場の際にはチケットの半券が必要となりますので、必ずなくさないようにしてくださいね。
幕間も、イヤホンガイドは流れていますので、聴きながらお弁当をいただきます
■『はり重』の和食弁当(2940円)
超VIP弁当。蓋を開けるのもドキドキ
ジャジャーン
ちりめん山椒のごはん
炊き合わせ、お造り。
お造りの下には保冷剤入り。ひんやり冷たいお造りがいただけます。
ステーキ、玉子焼き、焼き魚、八幡巻など。
デザートに苺も
紙パックのお茶つきです。
幕間は30分なので、パクパクとリズミカルに食べ切りました
この幕間では、イヤホンガイドで市川中車丈のインタビューが流れました。
今回の襲名にあたり、多くの方からの温かい声をいただいたという話や、親子共演が叶って嬉しいという話でした。
みっつ目の演目
●口上
この祝い幕は福山雅治さんから。
代々の隈取りを重ねたデザイン。
この隈取りを重ねるというのは、福山雅治さんのアイデアだそうです。
歴史の重みと、受け継ぐべき伝統を感じさせる素敵な幕だと思います。
口上では、幹部俳優たちがズラリと横一列に並び、登場。
まずは坂田藤十郎丈から。
右側半分の方々の口上がやや長めで、左側半分の方々はやや短めでした。
中でも面白かったのは、市川竹三郎丈が
“亀ちゃんと同い年なのに、向こうは亀ちゃんで、こちらは竹ばあと呼ばれます”
で笑いが起こります。
そして、片岡秀太郎丈の
“秀太郎のことは嫌いになっても、(猿之助さんたち)のことは嫌いにならないでください”
※カッコ内は大爆笑したため、よく聞き取れませんでした。
それくらい大爆笑しました
AKB48の総選挙のときに前田敦子さんが言ったコメントのもじりですね(笑)
かなりウケマシタ
そして、皆さまからお祝いの言葉が終わり、お待ちかねの猿之助丈
キリリとしたお顔に、ハリのあるお声。
テレビのクイズ番組でしか見たことがなかった私は、もうビックリ
堂々たる口上でした。
先ほどの竹三郎丈の言葉をうけて
“竹ばあ”
と言ったのは、機転が効いていて良かったですね。
それから、中車丈。
親子初共演が叶ったこと、中車を襲名することになったことなど、涙まじりの声をふりしぼるように一言一言を発していました。
猿翁丈が体調を崩しておられるため、千秋楽も休演となったのは残念でしたが
最後は再び坂田藤十郎丈が締めの言葉を述べて幕となります。
→続く