邦題は Wild Speed 3 Tokyo Drift
これは8年前くらいからずっと好きな映画
車とかメカもので、DVD買うくらい好きなのって
これだけかも
ドラフトというテクニックのかっこよさを知ったし、
何よりTokyoという舞台の描き方がとってもおもしろい!
朝の通勤ラッシュとか高校ライフの喧騒的なシーンを
印象的に取り込むことで、
ストーリー全体が現実からかけ離れるのを抑えていると思う
そのおかげで実際は起こりえない
渋谷でのドラフトカーチェイスも
"見せ場のシーン"と割り切って
気持ちにメリハリをつけて見ることができる。
それでもやっぱりイイと思うのが
他の国からみたTokyoのイメージがうまいことCoolに描かれているところ。
トラディショナルとかクラシカルな要素はほぼ取り込まずに
あくまで21世紀以降のモダンでヒップな空気間にまみれているのがいい。
それと同時に、やくざcultureや集合家屋の下町文化が
嫌味なくTokyoのイメージにパンチを与えているかんじ。
Lost In Translationもそうだけど、
自分たちが身をおく世界が映画の舞台になることで
退屈に感じる繰り返しの毎日の中にも
煌くものを見つけられるかんじがする。
平凡な日常が、たとえ一部分だけでも切り取られて
作品に組み込まれていると
それだけでこの国やモダン文化を客観的にながめられる。
他の世界からおもしろがられる強みなんかも
見つけられる。
現にUSの友達は本当にTokyoでDriftレース繰り広げられてるって
思っていたほど。
Lost In~のcleanでmildな空気に包まれる時間も大好きだけど
Tokyo Driftのように naughtyな活力が感じられる時間も大好き。
