おっと交通事故、シンママむすめ発達障害、 -2ページ目

おっと交通事故、シンママむすめ発達障害、

難病持ちのわたし、発達障害児のむすめ、不器用なおっと。そんなおっとが交通事故に。脳腫瘍まで発覚!金銭面で離婚。がんばれ私の家族!!




最近ご時世もあり悲しいニュースばかりです。
世の中には悲しいことが多すぎます。
でも世の中が回ってくれるのは
楽しく元気のある人、前向きで幸せを見出してる人が頑張ってるからでしょう。
だから幸せは好きです。
私も今は大変ですが、また楽しくやりたいと思ってます。

みなさんが楽しくやれますように。
少しでも幸せを見出せますように。
闇の中でも、希望が見つけられますように。

今日も1日が終わり、また1日が始まります。




今までの経緯は過去の記事をご覧ください。
夫が自転車でタクシーにひかれ重症です。



やはりこういうことになるとよく、
奥さんは体を大事に
病気にだけはならないで!

と言われるのですが、かなり複雑です。


というのも私、すでに難病持ちでして。。

もちろん、1型糖尿病ですが
まだ、体が動かないほど悪くしてないので
大丈夫ですが、決して健康ではなく
むしろ自分の余命も減らす?くらいなんですが

まあ、なんて世の中、こんなやつに
いろんなことを吹き込んで
くるもんなんでしょうね。。

おまけに、発達障害の娘をもち
手は猫でも借りたい立場です。


愚痴を言ってしまいました。


日曜日の朝、突然夫の入院する
病院から電話がかかってきました。


日曜日ということもあり、
心臓が止まりそうでした。


しかし、歯科医師からの連絡。
ちょっと直感的には
致命傷じゃないんだろうなと。

ですが斜め横から衝撃がきました。


医師「夫さん歯を食いしばってるために
歯が折れて抜けそうなんです。
挿管したチューブを傷つけたら危ないので
前歯を4本抜いてよいでしょうか?」

えーーそんなーーー!!!!?
心の中の一声でした。

せっかく口は怪我してないのに。
永久歯なのにさようなら。
これ以上痛いことをまたするのか。

ですが、もう、生死を彷徨っているのです。
はいと言うしかありません。


痛みで食いしばって歯がグラグラ。

どれだけ痛いんだろう。

よく夫はふざけて私に
歯を食いしばりながら
負けるかーーー!
と言っていたので、たぶん
そんな感じなのかもしれません。

あるいは、本当に食いしばらなきゃ
やっていけないほどの痛みなのか。


後で調べましたら、肋骨の骨折って
呼吸するたびぶつかるので
すごい痛いらしいんです。


しかしまあ、人って事故に遭うと
こんなことにまでなるんだと

もうあっちこっちボッロボロの夫。

集中治療室の壮絶さを感じ
腰が抜ける思いをしました。

つづく

梅雨には早いですが

ぐずつく日々が続きます。

こんなときは気持ちも下向きです。

良いニュースがあまりありませんが

皆さま日々乗り切っていきましょう。




今までの経緯です



事故後5日目にして
やっと警察と接触することができました。

スーツで行きますとおっしゃったKさんは
ガタイのいい普通のおじさんでした。

この方がたったひとり、
家のそばの喫茶店まで会いにきてくれました。

手には小学生がもっている
道具箱のようなものをもって。
いたってシンプルでした。

失礼ながら私はテレビドラマの見過ぎか
警察に良いイメージがなく
身構えていたのですが
本当に昔ながらの
街の警察官という雰囲気で
威圧感のない気さくな人でした。


その方から話された一報に衝撃を受けました

どうも、タクシーのスピードが57キロくらいは出てますね

えええ????!!!
やっぱり28キロなんてタクシー会社の
嘘の嘘でした。

私たちが疑問に思っていた
そんな止まれるくらいのスピードで
こんな重症にならないというのが
ピンときた瞬間でした。

ここで、やっと、当時着ていた服やカバンを
警察に引き渡すときが来ました。

肩に背負っていた夫のカバンは
中身は必要ないということで
中身はこちらでその場で出しました。

中には私がプレゼントした
ポーチなどが入っていました。
その瞬間、私は切なさと悔しさで号泣。

喫茶店は人もいたのに、
恥ずかしくも抑えられませんでした。

しかし、さすが警察のKさんは気丈でした。

あとから聞くと、
子供の交通事故が一番辛いということでした。

たしかに交通事故とは痛い、辛い
衝撃などの事故。
小さな体がどうにかなってしまうなんて
想像もしたくありません。



K「ぶつかったあとに車の中に入って
ひきずられてしまったんですが
自転車はほとんど無傷なんですよね」

不思議です。この事故は謎なことが多すぎます。
ですが結局、夫はタクシーの衝突と衝撃と
重さを一身に受けてしまったんでしょう。

かわいそうに、かわいそうに。


K「タクシーの運転手の名前は知ってますよね?」

知りません。

考えてみれば、名乗らないし、
相手の事故担当者も名刺すら
もらってませんでした。

なんと形ばかりのいい加減な謝罪だったのか。

K「タクシーのドライブレコーダーを
押収したんですが、何も映ってなかったんですよ。
タクシーってじつはドライブレコーダー設置は
任意なんですよね。だから違反ではないんですが。
タクシーもかなり古いタクシーでした」


今どきドライブレコーダーがうつってないとは!!!
終わったと思った瞬間

「ですが現場に360度うつる
防犯カメラがありました。そこにバッチリ
事故の様子が映ってました!」



よかった。。。よかった。
まさか車の事故でドライブレコーダーより
監視カメラに助けられるとは。

これがなければ夫が重症の私たちは
相手の嘘ばかりの話に
泣き寝入りするしかなかったのです。

本当に文明の利器に感謝です。


横にいた母が余談で、
こんな仕事つらくありませんかと
Kさんに問いました。


K「つらいです!
でも一人しかいませんし、辛いですが
やるしかないんです。
我々は真実を突き立てるのみですから」

そうか、私たちは誰が悪い運が悪い
良い、正義、善悪など追求しがちだったけど
まずそこにあるのは真実なんですよね。

うそではない真実。


こういう方もいてくださるんだと思いました。
一筋の光が見える思いでした。

人生は過酷です。


特に今の時代を生きている方は

普通に生きていても地震や震災コロナなど

日々大変な状態なのではないでしょうか。


激動な時代、なんとか幸せを勝ち取るため

皆さん頑張りましょう。




さて、これまでの経歴です


夫の自転車とタクシーが出合頭事故

夫車の下に入り込んで引きずられる

肋骨全部骨折、肺挫傷、その他もろもろボロボロ

いちばんは肺の動脈が断裂の重体

血管カテーテルで止血して命を取り留める

挿管中、集中治療室にて生死彷徨い中

警察から電話

相手のタクシー会社に電話



でした。


下手くそな絵で恐縮ですが



私の母「謝罪なのにマクドナルドなんて

ふざけてんの???」


と、うちのそばにある知り合いが経営している

静かな喫茶店にしてくれと

母から電話してもらいました。



事故からたった3日目

なぜか謝罪は早いほうがいいと

タクシー会社の事故担当Aに促され

会うことになりました。



現れたのは事故担当Aとなのる人と

なんだかわからないおじいさんみたいな

太った足の悪い男の人。


まあ謝罪とくるなら、たぶん加害者でしょう。


私の第一印象は、

大変失礼かもしれませんが


あー、この人なら事故起こすわな


でした。。


でも本当に辛かった。

話したくもないし会いたくもありませんでした。



事故担当Aが話す前に

じいさんのようにみえたタクシー運転手は

菓子折りを渡そうとしました。


いったい罪の意識ありますか?。。。

ていうか痴呆ですか?


まあこの人、謝罪も自分の名前を名乗るのも

最後までしませんでしたし

こっちも期待してなかったので

とにかくなんてこんな人にひかれたんだろうと

私は人生を呪うしかありませんでした。


事故担当Aにしか話せないので

話します。


私と母「いったいどうしてこんなひどい事故に

なってしまったんですか?」


A「こちらは時速28キロで走行してまして

類稀なる偶然にジャストミートに

ぶつかってこうなってしまったようなんです」





そんなばかな。。。




そして最後に菓子折りを渡されました。


私は受け取りませんでした。


本能的にこれはもらいたくないと思いました。


母は受け取っていましたが。。



ですがのちにこれは

受け取らない方がいい

という事実に直面します。


それだけタクシー共済、タクシー会社というのは

事故慣れしていて

こちらの負担をする保険という面では

ケチで手強く、強敵だったのです。




そしてこれは、弁護士をやとい、また警察と話をして

これからの将来を閉ざされてしまった私たちが

生き残るための補償をしてもらう

頭脳戦となっていくのでした。



つぎは、熱血警官Kさんとの出会いになります。