雛のブログ

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ふとした瞬間のしあわせを大切にしたい*

毎日夢見てたい。


どんな日もきっと輝いて見える。



Amebaでブログを始めよう!
更新しないうちに過ぎ去るとことでありました(・_・ 三・_・)

一言で言うのであれば、変化の大きな年でした。
そう、転職しました。畑違いの業界へ。

そして、昨年が失った年であるのならば、
今年は出逢いの年となりました。

昨年からは想像もつかなかった環境にいます。

乗り越えらえないと思った不安や悲しみ、
ぽっかり空いた穴をすっと埋めてくれるような人に出逢えました。



当たって砕けろとか、やらない後悔よりなんちゃらとか、
行動したり伝えたりすることが美徳とされる風潮がある世の中ですが、

きっと、伝えなかったからこそ守られたものってたくさんあって、

目に見えぬ、口に出さない優しさもたくさんあって、

そういうものに少し気付けたように思います。

そっとそっと守られている。



いままでにない想いがあります。

きっと一生伝えられない想いです、きっとそれでいいのです。

大切だから。

ずっと優しい気持ちでいられたらいいなぁ、その人がわたしにそうしてくれるように。




ことしも変わらずACIDMANのライブに行ったり、
しまなみ海道をちゃりんこで横断してみたり、
モンゴルで遊牧したり大草原をぱからっぱからとお馬さんで駆け抜けたり、
楽しい1年でもありました。


けど、いちばんはやっぱり新しい出逢い、それに尽きる1年でした。


その人を裏切りたくないから、期待に応えたいから、

来年のわたしと誓います。


目標は2つ。がんばります。



それでは、みなさまにとって健やかで良き年になることを祈って☆彡


2014.6.12 (Thu)

ACIDMAN
ANTHOLOGY @Zepp Tokyo(ツアーファイナル)

【セットリスト】
SE)最後の国
01.Stay on land
02.式日
03.migration1064
04.スロウレイン
05.id-イド-
06.River
07.プラタナス
08.静かなる嘘と調和
09.コーダ
10.揺れる球体
11.プリズムの夜
12.OVER
13.季節の灯
14.銀河の街
15.FREE STAR
16.風、冴ゆる
17.ある証明
18.and world

EN.
19.EVERLIGHT
20.ドライドアウト
21.培養スマッシュパーティ
22.酸化空
23.ALMA



もう1ヵ月が経ちますね。

個人的なことを言えば、ACIDMANへの想いを再認識したライブでした。
正直、一時期に比べて聴かなくなっていたし、
気持ちが離れていってるんじゃないかってさみしさのようなものもありました。

このライブの開催が発表されたのは約半年前の1月6日。
今回はいつもの新しいアルバムを主軸としたツアーとは異なり、
ファンの投票によりセットリストを決定するライブとのことで。
(ちなみにバクホンのパクリってオオキさん言ってました笑)
投票権はACIDMANモバイル(有料)会員に与えられ、
1人1楽曲のみ投票できます。

わたしは迷わず and world に投票しました。
ずっと聴きたかったこの1曲。

張り切って投票はしたものの、
以前ならば1つのツアーにつき複数公演に応募するのですが、
今回はなんだかそこまで気乗りがしていなくて。
ファイナルの東京のみチケットをとることに。

ツアー前日も、いつものわくわく感だけじゃなくて、
and world やってくれるかな、どんなセットリストになっているんだろう、という気持ち半分、
まえみたくACIDMANのライブを楽しめるのだろうか、
という疑問も半分ありました。


そして、ファイナル当日19時、ほぼオンタイムで暗転。

どきどきするな。

SEは『最後の国』。
クラップの音とともに高まる場内。
わたしはもうここで溢れてくるものがとまらなくて、
前日まであった疑問や不安が一気に吹き飛んだ。

じっくりと時間をかけ、
深海のようなブルーとクラップに包まれて御三方がステージへ。


注目の1曲目は『Stay on land』。
オオキさんのギターからはじまり、
そこにサトマのベース、イチゴのドラムが重なって
気持ちの高鳴りとともに徐々にテンポアップ、
1曲目にふさわしい曲だ。

オ「きょうという日は二度と来ません。
   一分一秒、みんなで最高のものにしましょう」

そこから『式日』『migration1064』『スロウレイン』と
シングルのリード曲を交え、いつものライブの雰囲気に。
定番の式日、スロウレインはやっぱり心地よくていいですね。
フェスでもやるくらいだけど、それでも聴きたいひとが多かったんだろうな。

オオキさんの声の調子も良さそう。

さらにアルバムand worldのなかから
『River』『プラタナス』『静かなる嘘と調和』と3曲つづいた。

そして初めましての『コーダ』。
いまのACIDMANとは少し遠いところにあるような、
パンクロックというかハードな1曲に場内は一気にヒートアップ。
オオキさんがギターをかき鳴らし叫ぶように歌う。

この雰囲気のまま『揺れる球体』。
アップテンポな初期曲がつづきます。

そしてその雰囲気を一転するかのように
『プリズムの夜』
『OVER』
オオキさんのMC
『季節の灯』
『銀河の街』
『FREE STAR』
ここがアンコール前のわたしのなかのハイライト。

久しぶりの『プリズムの夜』から大好きな『OVER』への流れ、
ただただ聴き入ってしまった。
OVERはね、絶対にランキング入りするなと思っていた曲のひとつ。
わたし自身もう1票あれば、きっとこの曲に入れただろうな。

OVERを聴きながら、いろいろなことを思い出していた。

ACIDMANを知ったきっかけとか、
それからどんどんはまっていき、
こうしてライブにも訪れるようになって。

いまもこうしてここに立っている。

出逢えてよかった、あらためて思ったよ。

(じつは今もOVERを聴きながら書いてる。
 このときのことを思い出すと涙がでる)

やっぱりOVERはとくべつ。

曲とともにわたしたちを包んでいた柔らかな白い光が、
だんだんと力強くなっていく。
さいごは目がくらむほどの眩しい光が渦のように舞っていて、
それがなんだか希望の光のように感じてならなかった。

この音楽があれば、きっとこれからも生きていけると思った。

一緒に、生きていきたいと思ったよ。


そしてオオキさんのMC、
OVERにでてくる“透明なカケラ”のお話し。
透明なカケラとは、誰もが生まれたときには持っていたきれいなもの。
生まれたときはみんな純粋無垢で。
だけど、生きていくうちに、喜びや哀しみ、怒りや憎しみをおぼえて、
透明なままでは生きられないと知る。
それでも、透明なカケラに手を伸ばそうとする。
生きているものはいずれすべて死ぬ。
それは哀しいことだけど、それを知って生きるのと、
知らずに生きるのとでは大きく異なる。
知っていればその一瞬一瞬を大切に生きることができる。
自分が変われば、世界も変わる。(この世界観はFREE STARでも歌われているね)

声を詰まらせながら、
オ「想いを込めて、『季節の灯』」
アニバーサリーツアー渋谷公会堂以来の曲。
大好きなひとのことを想って聴いてほしい曲。
オオキさんが涙しながら歌ったこの曲。
こころにすーっと馴染んでゆく。

きょうのライブも最高だな。

この空間にいられることに感謝。

オオキさんの涙とずっと歌いつづけている想いが重なり、
場内はピンと糸を張ったかのような緊張感と凛とした空気感。


を、一気に吹き飛ばすイチゴの軽いトーク。
これもまたワンマンには欠かせないもののひとつ。
高校時代のお話し。緊張がほころんだよ。


そして『銀河の街』。
これもアニバーサリー以来、
そのときは感極まってしまって、涙が溢れてとまらなくて。
今回は落ち着いて聴けたよ。

つづいて、
少しフライング気味にミラーボールがくるくると回りだし『FREE STAR』。
光を放つミラーボールとそこから放たれる光に目がいく。
この光のシャワーは幾度浴びてもきらきらと幻想的でまぶしい。
まるでACIDMANとともに星の船に乗っているかのような気分になる。
このバンドのボーカルは、
「たった1秒で世界が変わる」ことを信じて歌っている。
さっきのMCにもあったけど、
いろいろ経験を重ねていくつれ、そんなの無理だって思っちゃうものだけど、
それでも、信じたくなる。
きっとわたしの大好きな曲を奏でるこのひとは、
ほんとにそう信じて歌っているのだから。

そしてライブも終盤。
激しいギターリフが轟く『風、冴ゆる』から
ひと呼吸も置かずに『ある証明』へとなだれ込む。
いつもより長めのゴォォォォォォォォォォオイという雄叫び。
(だんだん長くなっていっているような気がするのは気のせいかしら)
いやぁ、それにしてもFREE STAR同様にライブのたびにやっているこの曲、
それでもまだ聴きたいのか、そんなに人気なのか。


そしててっきりこの曲がラストかと思い、
ちょびっとがっかりしたのです。

だって、どうしても聴きたかった、
貴重な1票をささげたあの曲をやらなかったんだもの(´・ω・`)


と、思ったら、

なんとなんと、ラストですよ!!


『and world』

この曲もとくべつな思い入れがあって、
一昨年の夏を思い出さずにはいられない曲。

「空と太陽と海と土と音楽によせ」

自然に溶け込んでいくようなこの曲が好きだ。

東京でこうして生活をしていることへの違和感と、
そしていまこのときも、
地球のちがう場所では自然とあらゆる生き物が呼吸をしていること。

そういう場所があるということを知って生きるのと
知らずに生きるのとでは大きくちがってくると思う。

わたしはあの夏、この曲とあの島のひとと自然にどれだけ救われたか。


おおげさじゃなく、いま生きているのはそういうことを知ったからだと思う。

これからも、日常に忙殺されそうなときほど、
そういうちがう世界のことを思えれば、
深く息を吸えるようにきっとなる。


この曲が聴けてよかった。

この曲を聴けば、いつだって思い出せる。


そしてそれは、いまこの瞬間を生きることにつながるんだ。



あとで知ったことだけど、
この and world が1位だったんだね。

みんな特別ななにかを感じているのかもしれないね。

ありがとう。


8分半もあるこの曲のあいだ、あの情景を思い出しながら、
じっと、見守るように聴いていたよ。



そして、アンコール

オ「このツアーのルールは、投票で選んだ上位30曲ですが、
 1曲だけルール違反してもいいですか?」

ということで、このときの最新シングル『EVERLIGHT』。
おそらく初聴きでした。
シンプルな8ビートを刻むロックナンバー。


つづいて、アルバムLoopからは唯一の『ドライドアウト』。
オオキさん、早口だなーって。

さらに、
オ「すごく昔の曲やってもいいですか?」

ん、なになに、もしかして公園やっちゃう!?
なんてわたしは思ったのですが、

オ「パーティ!パーティ!!
    培養スマッシュパ~ティ~!!!」

Σ(・ω・ノ)ノ

なににびっくりしたかって
オオキさんのこのテンションにいちばん驚いたよね。

けど、楽しそうに歌うオオキさんがとても印象的だった。
いつかのライブで「ライブは吐きそうになる。苦しいものだ」
って言ってたけど、きょうのライブは楽しそうだったな。

それとともにヒートアップする場内
(アンコールって2曲くらいのことが多いけどまだまだ終わらない勢い)

アンコール3曲目は、
オ「インディーズ時代のスタッフにやれやれ言われてる曲があるんですが」

むむっ、こんどこそ公園かしら!?

またまたはずれでこれまた懐かしの『酸化空』

独特な浮遊感のなか会場は大盛り上がり、
みんなずっと聴きたかったんだね。


そして、
オ「最後に、もう1曲だけやっていいですか?」

もうね、きたなって思ったよ。
あれしかないじゃない。


そう、『ALMA』。

ライブやフェスでもやってくれることが多くてうれしいな。
最初に聴いたとき、なんて優しい温かい曲なんだろうと思った。
そして、聴くたびに、愛おしくなる、そんな曲です。


ALMAがラストのライブって、
そのあと、余韻にゆっくりと浸れてとても心地よいです。


会場を一歩出ると、夜空に星が瞬いていた。
大雨の予報だったのにね。
きっとACIDMANがALMAを歌ったからだなって思っちゃうくらい。


素敵なライブだった。
ここがスタートならよかったのに。
もっと観たいよ、まだまだ観ていたい。
これがファイナルであることを惜しく思ったよ。


日常的に聴くことは減っても、
ACIDMANはやっぱりとくべつな存在です。


そのなかでも、
『ALMA』『and world』『OVER』はとくべつ。
この3曲がひとつのライブで聴けちゃうなんて、
とーっても貴重で贅沢な時間でした。


とくべつっていうのは、好きとはまたちょっと感覚がちがって、
じぶんのなかに宿っているというか、
もうじぶんの一部分になっているようなそんな感じがするの。


気持ちが離れていくことにさみしさをかんじていたけれど、
そんなことはなかった。
いつの間にか、とくべつなものになっていたんだ。



また明日からも生きていけるって思ったよ。
どうもありがとう。



















このブログの存在を忘れていたわけではないのです。


書きたいなっていうことがあっても、

ついつい後回しにしてネタを忘れてしまうんですね(๑•ૅω•´๑)


それだけまぁ、落ち着いたまいにちを過ごしているということなのかな。



社会人も3年目。いまの職場も1年が経ちました。



穏やかに、穏やかに、こうして歳をとっていくんだなぁなんて。



だって、学生の頃にくらべたらあまり変化のない日常ですもの。




でも、たぶんわたしは安定を求めていて、



いまのしごとも生活もわりと気に入っているんだと思います。




ちっとも内容のない記事になっちゃったな。




もうすぐACIDMANのワンマンもあるし、


いよいよW杯グループリーグもはじまり、


わたしもまたひとつ歳を重ねることになりそうです。




では、また。