久しぶりのブログ更新になりました^^;
台湾風カステラ、まだまだ流行ってますか?
それとも、すでに終わってますか??(笑)
当店は、これをメインにイベント販売しているのですが、
最近、「この前食べたらおいしかったから、また買いに来たよ」と
言っていただける機会が大変増えました。
一番うれしいお言葉です!!!
ありがとうございます。
今は、いろんなお店がありますので、一度食べていただいて、このふわしゅわ食感を
体感してもらえたらと思っています。
きっと、ご家庭でも作られる方が多くなっているのではないかと思います。
シンプルな材料でできるので、手作りのおうちおやつを楽しむのもいいですね。
このカステラのちょっとしたポイントを自分用の備忘録として書きます。
参考になることがありましたら幸いです。
レシピは、だいたいどちらのものもあまり変わらないと思うので、
好きな配合を使ってください。
ポイントとしては、
●卵白の泡立て具合
●焼成温度
の二つになると思います。
●卵白の泡立て具合 ですが、
泡立てすぎも足りなくても、焼いた後、かなりしぼみます。
もともとしぼむものではあると思うんですが、メレンゲの状態によっては、
しわしわになります。
ご注文の商品を作っていて、何回も焼き直したこともあります。
泡立てる前に、卵白を軽くほぐしたら、お砂糖を大1ほど先に入れて、
中速程度で泡立てます。
キメの揃ったメレンゲを作ります。
ある程度までハンドミキサーで泡立てたら、最後の方は泡だて器で手動で
少しずつ泡立てます。
ハンドミキサーは、ついつい泡立てすぎになることもあるので。
メレンゲの仕上がりは、角が立つか立たないかのちょっと前という感じです。
角がとろんとおじぎする、そんな感じです。
とろん。
言葉だけだと難しい。
●焼成温度
一般的なレシピが、150度50分ほどになっていると思います。
こればかりは、オーブンとの兼ね合いがあって、何度がいいとか本当に難しいです。
でも、これを基準にしてください。
最初に、生地にしっかりと火を入れると、ふわ~と持ち上がってきます。
最初に低めの温度で焼成すると、中に火が入るのに時間がかかります。
ただ、オーブンによっては、低め~高め~さらに低めでうまくいくものもありました。
しっかり立ち上がったら、表面の焼き目を見て、温度を20度~30度落として、
さらに真ん中の生地に火を入れます。
表面に焼き色がついているので、大丈夫だと思ってここで取り出すと、
中が半生ということになります。
膨らんだ生地の高さが少し下がってるなと感じるくらいになったら、しっかりと
火が通っていると思います。
設定温度が150度でも、湯せん焼きするので、庫内温度は一気にさがるようです。
私は下がった温度を基準に焼成時間を決めています。
150度50分というのは、その下がった温度が規定温度になるまでの時間かなと思います。
見極めは、ふわ~~と膨らんで、少し高さが低くなる。
そんな感じでしょうか。
あと、オーブンですが、コンベクションタイプのオーブンは、
表面が割れやすいと思います。
スフレタイプのお菓子は、コンベクションでは難しいようです。
私は挫折組です(-_-;)
私は、上下火のお安いタイプのオーブンを使用しています。
今、巷で流行っているアイリスオーヤマのコンベクションオーブン?は、
上下火を切り替えられるタイプのものだと思いますが、1万円程度で買えるもののようです。
こちらでカステラを作っておられる有名インスタグラマーさんがいらっしゃるので、
かなりお買い得商品ですね。
季節や温度によっても、卵の状態が変わってきて、焼き上がりが
大きく変わってくるこのお菓子。
シンプルだからこそ、難しいものなのかもしれません。