ハロウィンですね。

今週1週間は放デイでもハロウィンにまつわる活動で盛り上がりました。

 

 

 

療育の現場で感じたことを綴っています。

今日は、お母さんは叱る必要がないというお話です。

 

 

 

叱りたいのはお母さんのほう。

子どもは叱られ損。

叱られたからって、それが悪いことだと気づくのは

ずっとずっと先のことだから。

 

 

この3行で今日のメッセージはおしまいにしたいくらいです。

 

 

 

それが悪いことだ、あるいは

それは自分の徳にならないということを

自分から気づけるようになるのは

小学校6年生くらいなのではないかな、

と思うのです。

 

 

 

子どもが自分で考えられるようになるのは

お母さんが思っているより少し先のことです。

 

 

 

でも、叱るのは効果があります。

子どもは叱られたくないから

叱られることで行動はおさまります。

でも、それは自分の徳のためにおさめるのではなく、

そうすればお母さんの叱責が終わってくれるからです。

 

 

 

なんでこんな話をするかというと、

お母さんがあまりたくさん叱ると

療育の場面に現れるみたいなので。

 

 

 

自分ができると思ったのにできなかった時

学習で間違えを指摘された時

こういう時に、家庭で厳しくされている子は

感情を乱すことが多いように思います。

家族の自分への期待が大きいと

期待にこたえられなかった時に

怒りがこみあげてくるみたいです。

きょうだいの方が自分よりできる場合も

感情が高ぶってしまうようです。

 

 

 

これは障害の有無とは関係ない現象です。

お母さん方も人生の中で身に覚えがあるのではないでしょうか。

 

 

 

療育の場面では、とかく行動の修正が重視されます。

不適切な行動をやめさせるための声かけをします。

ただ「やめなさい」と言うのではなく、

ちゃんと行動がおさまるような声かけをしています。

でも、療育場面では時間が足りないので

行動の修正しかできないのが現状です。

 

 

 

だとしたら、いつ、誰が本人の話を聞くのでしょうか。

 

 

 

「やっちゃいけないと言われるのはわかってる」

「わかってるけど我慢できないんだ」

「だって私にも私の正義がある」

「わかってくれないなら暴れるだけ」

「なんで自分だけ他人の正義を押し付けられなきゃいけないんだ!」

こういう話はいつ、だれが聞いてあげられるのでしょうか。

 

 

 

放デイや習い事をしている子どもだったら、

外でいろいろ言われているから

家では緩くしても大丈夫だと思いますよ。

身の回りの清潔や排せつ、

食生活、睡眠時間。

これだけ整えれば大丈夫。

 

 

 

子どもは絶対に伸びる。

だから今できなくても大丈夫。

親が過剰に期待さえしなければ(笑)。

 

 

 

 

 

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