今日は過去記事のご紹介をさせてください。

6年前の記事なので皆さんご存じないと思います。

少し加筆修正しました。

。。。。。。。。。。。。

 

 

 


今日は発達に凸凹がある子どもたちの
あそびの会でした。
2時間ほどのプログラムですが、
お集まりから始まって、体操、ペープサート、
日替わりのテーマ遊びをする
盛りだくさんの2時間です。



個性あふれる親子たちがやってきます。



見ていて思うのは、
子どもの能力に個人差があるのと同じように、
親にも個人差があるということ。
特に運動能力と年齢が人によってさまざまです。
あたりまえですね。



運動能力が高くて年齢が低いお母さんほど、
ちょろちょろする子どもを追いかけやすい・・・
と思いますか?



答えは「ノー」です。



息が合っている親子がいい動きをするのです。

 



ちょろちょろしている子どもをぱっとつかまえられるのは
運動神経ではありません。
子どもの呼吸に合わせられる親が
効率よく子どもをとらえます。



また、ことばが遅い子どものママで、
上手な言葉かけを心掛けている人はたくさんいます。
実際とても上手なお母さんは多いです。

 

 


ところが、
それが子どもに届いていない場合がとても多い。

 

 


子どもと息が合っていないために
子どもに届かないのです。
残念ながらそういうママは、
子どもが何かに気を取られている時とか、
ぼーっとしてニュートラルな状態とかを
観察せずにぺらぺらっとしゃべっていることが多いように思います。
子どもの顔の高さに頭を下げたりせず、
真横で子どもと同じ方向を向いて言っていたりするのです。



これでは子どもは聞いてくれません。
子どもの息に合わせないと。



とっても上手に、考えてやっているのに、
もったいないーーーです。



セールスマンのような感覚、とでもいいましょうか。

あ、お客様、お疲れのご様子。
ここで缶コーヒーでも差し入れると
ググッとハートをキャッチできるかな?

お客様の家から、別の商人が出ていった。
今行ったら、うっとおしがられて効果ないな・・・

今日、大きな商品をご紹介したばかりだから、
次の商品の宣伝は来月にまわそう。
私のノルマ期限には間に合わないけれど、
次回もっと売り上げがあがることを
考えたほうがいいに違いない。

などなど。



お客様のことをよくわかっていないと
お客様のハートはつかめない。
ハートをつかんでおかなくちゃ、
信頼してもらえないし
商品を買ってもらえない。



「親の言うこと聞くのが当たり前」
なんて、お客様みたいなことを言ってはいけませんよ。



別に、年中子どもを追いかけてつかまえろと
言っているのではありません。
追いかけてばかりじゃ、
子どもは逃げることに集中してしまうし、
変な習慣がついても困ります。
がっつりつかまえたら、
少し力を抜かせてあげる。
そして、いよいよ戻ってほしくなったら
手早く近づき子どもをとらえる。



何度も声掛けして誘うのに
子どもがのってこない。
本当にやりたくないのかしら?

 

 


違います。たぶん聞いていない。
届いていない。
ここはママが立ち上がって、
ママの方から子どもの手をとって、
一緒にやってみる。



お子さんと呼吸を合わせてみてください。
お子さんに呼吸を合わせてみてください。



コミュニケーションの基本です。

 

 

。。。。。。。。。。。。

 

 

 

この記事は小さなお子さんのママを対象にしましたが、

これは子どもの年齢が低かろうと

高かろうと同じです。

むしろ、今、6年経って思うのは、

年齢が上がってもなお大切なことだと思います。

親というものは

ズルズルと親をやり続けてしまいますからね。

子どもが大人になっているのに (笑)

 

 

 

 

 

 

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