緊急事態のおりの読書。

自分のことだけを考えれば

読書好きには格好の時間。

久々の本紹介です。

 

 

 

不登校や家庭内暴力。

どんなに激しい事態であっても、

最初はほんのボタンの掛け違いから起こるのかもしれません。

 

 

 

親が間違っている場合もある。

でも、親も子もどちらも間違っていないけれど

「視点」の角度が違うだけで

ボタンの掛け違いは生まれます。

それを教えてくれるのがこの小説です。

 

 

 

誰一人として悪くないのに

起こる悲劇ってあると思う。

 

 

 

この本を読むと、

「犯人捜し」がいかに無意味か、

それが身に染みてわかります。

 

 

 

若い人にも親世代にも

すべての人に読んでほしい1冊です。

 

 

 

さて、親にも子にも読んでほしい本に出合うと

私はわが子にも読んでほしいと思ったものです。

昔このブログにも書きましたが、

さて、どうやってわが子に読ませようかと

いろいろ涙ぐましい工夫をしたものです。

 

 

 

いかにも自分が読みっぱなしにしたみたいに

テーブルの上に本を置きっぱなしにしてみたり

トイレに置きっぱなしにしてみたり。

 

 

 

でもね、ひとつとして

息子たちが読んだ本はありませんでした。

だからこの企画は失敗なんです。

自分が読んだ本を読ませるという企画はあきらめたほうがいいです。

というより、

そもそもそんなに意味のあることではなかったのです。

 

 

 

いいですか、

その本を子どもに勧めるのを目的にしてはいけません。

自分が読んで感動した本を読んでもらうのは

直球過ぎるし、

親子が同じ感性を持つとは限らない。

 

 

 

ただ、ただ、「なんかいつもと違う感じ」を

かもしだせればそれで十分なんです。

 

 

 

本にカバーをつけないだけで十分。

ダイニングで、リビングで、トイレで。

読みっぱなしにしておく程度のアピールで十分。

それでもやりすぎなくらいです。

これ以上をやってしまうと

子どもには刺激が強すぎです。

 

 

この匙加減がボタンの掛け違いを生みかねない。

 

 

 

この程度のアピールでは少なすぎだと思った人、

そう思った人は、普段アピールをしすぎです。

 

 

 

子どもを変えようと思ってはいませんか?

子どもの行動変容を望んでいませんか?

 

 

 

良い本を薦めても、

正しい行動を教えても、

子どもは変わりませんよ。

 

 

 

自分が変われば子どもは変わる。

本当のことです。

やり方を伝えようとするよりは、

自分の生きざまを伝えるほうがましです。

 

 

 

自分が変われば子どもは変わる。

私はその人間の化学変化をずっと見てきました。

 

 

 

自分の生き方を見直した方が

ずっとずっとうまくいく。

私は「カラフル」のお母さんにそう伝えたい。

 

 

 

 

 

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