山火事かと思うほどの激しい夕焼けでした。

同じ空を見ていた人も多かったのでは?

 

 

 

さて、今日は家庭内暴力について、

日ごろ思うところがあるので書いてみます。

 

 

 

そもそも家庭内暴力というのは、

そうでもしないと親がやめてくれないから、

やむを得ず、その方法しかないので

やるしかなくてやっている行為だと

私は理解しています。

 

 

 

ですから、家庭内暴力は、

純粋な意味では「二次障害」だと思います。

親の態度が違っていれば

暴力は起こらないという論理です。

 

 

 

でも、それは論理上の論理であって、

実際にそれを防ぐのは不可能だとも思っています。

 

 

 

だって、親だってただの人。

子どもが生まれるまで

こんなにうまくいかないことが

世の中にあるなんて知らなかったんです。

 

 

 

私みたいに何百のケースを知って

どうすればいいかがわかるという経験を

しているわけじゃないんです、皆さんは。

 

 

 

私たち臨床心理士だって、

知識や体験があっても、

自分の子育てに反映できている人なんて

どれだけいるでしょうか。

 

 

 

リアルは教科書どおりにはいきません。

 

 

 

「コミュニケーションは双方の問題」

という記事を先日書きましたが、

(ブログ「グレーな卵がおとなになったら」)

https://ameblo.jp/otonakinnotamago/entry-12525943504.html

家庭内暴力も双方のコミュニケーションが

不全になってしまうから起こるのです。

 

 

 

だから、家庭内暴力も「双方の問題」

なのだと思うんですよね。

だからなおさら難しいのです。

卵が先かニワトリが先か、

みたいな問題。

性善説は是か非か、

みたいな問題。

 

 

 

でもね、とにかく、

家庭内暴力が起こってしまって、

それが続いているとしたら、

今のやりかたは間違っているということです。

そして、その間違えを正せるのは

あなた(母親)ではない。

あなたは逃げるべき、役を降りるべきです。

 

 

 

家庭内暴力がある家は、

親が子どもに執着しているように見えてなりません。

 

 

 

説得じゃない、

成長でもない、

理解でもない。

心もからだも逃げることから始まると

そんな風に思います。

 

 

 

そして、一番難しい問題が

「近所迷惑になる」

「近所に恥ずかしい」

こういう思いです。

これが一番邪魔なものですね。

気にせずにはいられないけれど

一番邪魔な観念です。

これさえなければもう少し

子どもと距離を離せるのですが。

 

 

 

苦しんでいる最中の人たちの

気持ちが少しでも楽になれば、、、

と思って書き始めましたが、

やはり、この問題はそうはいきませんね。

 

 

 

とにかく、

種をまいたのは親かもしれないけれど、

始まってしまったら

巻き込まれないで。

 

 

 

 

クリックお願いします!     

↓ ↓      ↓ ↓   

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村 

 

 

 

金のたまご発達相談HP